反基地闘争を基軸に神奈川県反戦をうち固め、神奈川県地域連合労働組合の強化拡大を実現し、革命的労働運動の一大奔流を形成する
革労協神奈川県委員会
２０１９年の年頭にあたり、革労協神奈川県委員会から闘いの決意を表明する。
米帝・トランプが「保護主義」「アメリカ第１主義」を掲げて２０１７年１月に米大統領として登場してから、２年が経過した。米帝・トランプ政権は、世界経済の牽引役たる役割を投げ捨て、世界中に「貿易戦争」を仕掛けるに至っている。特に２０１８年に�牾�戦�瓩箸覆辰拭嵎特翹念彑鐐茵廚蓮∋駛楴腟狙こΨ从僂稜剖匹魑淆�に早めようとしている。報復関税の応酬から世界貿易全体の縮小、通貨切り下げ競争から基軸通貨＝ドルの大暴落をもって現われるであろう未曾有の世界大恐慌爆発の時を、ますます切迫したものにしている。
安倍は、世界大恐慌の爆発、これに伴う日帝の体制的危機の到来への恐怖から、本気で戦争を企み、ファシズムへの衝動を満開にしながら、戦時国家体制形成に突き進んでいる。
戦争に向けた改憲―天皇制攻撃の強まりは、反革命弾圧の嵐の激化を意味する。とりわけ、革命的牽引者である革労協と解放派を消してしまおうと本気の壊滅作戦に入っている。集中する組織壊滅型反革命弾圧との攻防にかちきり〈蜂起に連続する権力闘争の飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉をもって、プロレタリア共産主義世界革命へと進撃していかねばならない。
革労協神奈川県委員会は、２０１８年の闘いを〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉と〈蜂起の組織陣形の構築〉を早急に実現するべく、最先頭で闘いぬいてきた。８月５日、横須賀基地から海上自衛隊の護衛艦・「いかづち」が、３１回目の海自護衛艦ソマリア沖派兵の派兵艦としてソマリア沖に出撃することに対し、横須賀基地に隣接するヴェルニー公園に登場し、出撃阻止闘争を闘い、続いて、横須賀中央駅頭に登場し、出撃阻止の情宣活動をやりぬいた。９月１日に強行された「第３９回９都県市合同防災訓練」は、川崎市が幹事となり、「川崎市総合防災訓練」として行なわれた。われわれは、ＪＲ川崎駅前に登場し、「第３９回９都県市合同防災訓練」粉砕闘争を闘いぬいた。１１月１８日には、神奈川県地域連合労働組合第１７回定期大会の成功をかちとった。サントリーＳＰＳ争議当該の脱落―逃亡の中で、神奈川県地域連合労働組合の活動も、低迷を余儀なくされたが、地域連合労働組合の強化・拡大を実現し、全国労働組合運動交流会の飛躍をかちとる一翼を担い、革命的労働運動の一大奔流を形成すべく奮闘する決意である。
神奈川県では、座間、厚木、相模原、横須賀などの基地を抱え、「日米安保―米軍再編」の名の下で、基地の再編強化が進んでいる。基地従業員、基地周辺住民などの組織化を追及し、「基地反対」の地元の運動に積極的に取り組み、戦争動員と対決する闘いを切り拓きながら神奈川県反戦をうち固めていく決意である。沖縄の名護新基地建設阻止を闘う沖縄労働者人民と連帯し闘いぬいていく。
革労協神奈川県委員会は、こうした闘いを全力で担い、権力闘争の本格的飛躍と蜂起の組織陣形の構築に向け闘いぬく。革命的反戦闘争の一大拠点として、神奈川地区をうち固め、２０１９年を一大飛躍の年として、闘いぬく。反革命革マル解体・絶滅、反共ファシスト撃滅し、最先頭で闘いぬく。
福井大学を拠点化し、「原発銀座」福井の地から反核・反原発闘争の爆発をかちとる
革労協福井県委員会
２０１９年の年頭にあたって、革労協福井県委員会の決意を明らかにする。
われわれは、福井大学を革命的学生運動の拠点として打ち固めるべく、反核・反原発闘争への決起呼びかけを軸に、２０１８年の新歓闘争、大学祭闘争を闘いぬいた。
福井県は、２０１３年１０月に、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）と「原子力人材育成に関する覚書」を締結した。原発輸出のための人材育成の研究拠点として福井県を打ち固めようというのだ。それに積極的に関与しようとしているのが福井大である。すでに福井大は、「わが国の原子力立国計画の実現に寄与する」として、付属国際原子力工学研究所を２００９年に設立し、２０１２年３月には同研究所を敦賀市に移転して敦賀キャンパスを開設した。また、「国のエネルギー政策はまだ不確定。東南アジアでは原発の建設ラッシュが続き、日本の持つ知識や技術が必要とされている。県や国への提言など使命を果たしていきたい」（前学長・福田）として、原発輸出をはじめとした日帝の原子力政策に貢献することを表明し、そのための教育・研究・人材育成を進めてきた。福井大当局は、「福島第一原発事故」を受けて、日帝の原子力政策に貢献する大学としての存続が危ぶまれている中、学内の「反核の声」を一掃せんと必死なのだ。福井大当局は、２００７年以降、学生の自主的サークル活動への規制・管理を強めてきた。そのような中にあって、福井大社会思想研究会は、新歓闘争で５月３１日、反核・反原発をテーマにした上映会を開催した。大学祭闘争では、１２月３日の「安倍極右政府の狙う改憲の先にあるもの」と題する「関西学生秋期大討論集会」への情宣行動を行なった。ビラを受けとる学生に討論を仕掛け、集会に誘い、革命的学生運動の組織化をすすめていった。２０１２年、関西電力・大飯原発３、４号機にゴーサインを出したのに始まり、再稼働のゴーサインを出し続けている「福井県原子力安全専門委員会」は、日本原子力発電などから寄付金を受け取っているような御用学者の集まりであり、しかも、この中には委員長である福井大名誉教授・中川秀行を筆頭に福井大付属国際原子力工学研究所教授・泉佳伸、大堀道弘など福井大教授が含まれている。これに対する有効な闘いを組みえなかったことは、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉たる福井大学生運動にとっては痛恨の極みである。これを突破する福井大革命的学生運動をなんとしても作り上げていかなければならない。
昨年、３月１４日、関西電力大飯原発３号機（福井県おおい町）が、５月９日、同４号機の再稼働が強行されたことに対して、われわれは、再稼働阻止の現地闘争に決起した。そして、１１月９日には、「近畿府県合同防災訓練」粉砕闘争を福井の地で闘いぬいた。
われわれは、「原発銀座」といわれる福井の地での反核・反原発の闘いを、中心的課題として闘いぬく。原発労働者のストライキ決起を実現し、現地反対派住民を組織しぬき、現地実力闘争で闘う。すべての原発の再稼働阻止、原発廃止に向け闘う。日帝の核武装のための「核燃料サイクル計画」を粉砕する。
革労協福井県委員会は、決戦の２０１９年階級攻防を〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を実現すべく、全力で闘いぬく。朝鮮反革命戦争粉砕、中東反革命戦争粉砕、反革命革マル解体・絶滅、右翼ファシスト撃滅の闘いの先頭に起ち、プロレタリア共産主義世界革命に向け、全力で闘いぬくことを決意する。
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