連帯あいさつと革命軍アピール
2月24日、革命的労働者協会(解放派)は、中央政治集会の大勝利をかちとった。会場である幡ヶ谷区民会館の正門前には、警視庁公安の私服刑事どもが、革労協への反革命弾圧を狙い、大挙して構えている。こうした日帝政治警察や反革命革マル、反共ファシストの敵対を完璧に封殺し、内戦勢力の総結集の中で革労協中央政治集会は大勝利した。
2月24日正午、司会の同志が政治集会の開会を宣言する。「2月2日、米帝・トランプは、『核戦略の見直し』を明らかにした。核の使用を含んで朝鮮反革命戦争に突入しようというものだ。3月27日に、日帝・安倍政府は、朝鮮反革命戦争突入時に先端を切り拓く突撃部隊である『水陸機動団』を新設する。こうした情勢下、本政治集会は、朝鮮反革命戦争突入を絶対に阻止するために内戦勢力が総決起することを確認するものである。本政治集会の成功をかちとり、2018年階級攻防の最先頭へ撃って出ようではないか」。そして、全体でシュプレヒコールをあげる。「同志中原虐殺に報復するぞ」「反革命革マルを解体・絶滅するぞ」「朝鮮反革命戦争突入を絶対阻止するぞ」「2・23反革命弾圧を正面突破するぞ」「〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉をかちとるぞ」「〈蜂起の組織陣形の構築〉をなしきるぞ」「中東反革命戦争粉砕」「ファシストを撃滅するぞ」「共産主義労働者党を建設するぞ」。
続いて、結集した2団体からの連帯あいさつが行なわれる。最初に登壇した全国寄せ場交流会の仲間は、「全国の寄せ場・日雇いの仲間たちは、越年・越冬闘争で打ち固めた労働者の団結をもって、春期の闘いに入っています。1月14日、山谷・玉姫公園に結集して闘った金町一家解体に向けた日雇い労働者の全国総決起集会を第1弾の闘いとして、大分・日出生台での演習阻止の現地闘争、『建国記念の日』粉砕の闘い、沖縄の新基地建設を阻止する闘い、フィリピントヨタ労働者組合の解雇撤回を支援する取り組みを闘ってきました」「2018年は、何よりも安倍の、朝鮮半島を戦場とする戦争突入を絶対阻止する闘いに、最大の力を発揮しなければなりません。今、国会で紛糾している『働き方改革』は、労働者に戦争協力・戦争動員を強制するものであり、絶対に許してはなりません」「われわれは、寄せ場・日雇い労働者の春闘に取り組み、3月21日には全労交が呼びかける春闘勝利総決起集会に結集し、3月26日には全国から東京に結集し寄せ場春闘集中行動を闘います」「安倍の政治によって多くの労働者が貧困・『過労死』・野垂れ死にを強いられています。われわれは、『反戦・反失業』の闘いをさらに大きく、強くして闘う決意です」。全国学生社会思想研究会連合の仲間は、「全国の多くの学生が、『日本学生支援機構』から、奨学金貸与によって数百万円の借金を背負わされ、さらに卒業後、就職難の中で『ワーキング・プア』となり、貧困にあえぐ状況を強制されている。学生・青年の不満が蓄積しているのだ」「全国学園で、学生運動の策源である自治会・サークルなどの解体攻撃が激化する中、革命的学生運動は大きな困難を余儀なくされている。しかし、これらの攻撃は、朝鮮反革命戦争とファシズムに向かう中ではいわば必然であり、避けて通ることはできない。〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の全面展開をかちとる。革命的学生の組織化をかちとり、日本学生運動を牽引していく」。2団体からの連帯あいさつに圧倒的拍手が送られた。
集会に寄せられた革命軍からの連帯アピール(別掲)が司会より読み上げられる。「新たな武器質、戦闘形態をめぐる研究・開発を、強力に推し進め、対日帝武装闘争の本格的飛躍を断絶的飛躍として切り拓く覚悟である」「対日帝武装闘争の本格的飛躍は、帝国主義軍隊内の叛乱を組織することなしに実現しえないのであり、革命軍は、命がけで自衛隊の叛乱を組織し革命軍への結集を実現する決意である」「2016年2・23反革命弾圧を正面突破し、『共謀罪』弾圧を粉砕して対日帝武装闘争の本格的飛躍へ向けて闘いぬく!」。革命軍アピールに、掛け声と大きな拍手が沸き起こる。
革命的労働者協会の同志が登壇し、本集会の基調報告を行なう。同志は、まず本集会の位置と任務を提起する。「われわれは、2018年階級攻防を、〈朝鮮反革命戦争突入絶対阻止〉へとあらゆる闘いを集約する形で、闘いぬかねばならない。朝鮮反革命戦争突入の時は、日本階級闘争における階級決戦の時である。〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を急がねばならない」「『唯一の武闘派』となったわが解放派こそが、2016年2・23反革命弾圧を正面突破し、敵と同水準の武装による対日帝武装闘争への断絶的飛躍を切り拓いていかねばならない。幾百万、幾千万の内戦勢力の総決起を実現せねばならない」「戦闘性、先駆性を如何なく発揮し、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を強力に展開していかねばならない。全国労働組合運動交流会(全労交)の飛躍を実現し、ゼネストを展望する階級的革命的全国統一センター建設を急がねばならない」「本政治集会において、革労協は、第1に、同志中原虐殺報復41ヵ年決戦に総決起し、反革命革マルを速やかに解体・絶滅することを宣言する」「第2に、日本階級闘争の決戦期が接近するなか、日帝足下労働者階級の戦略的任務と勝利の指針を提起するとともに、これを完遂する闘いに、革労協が最先頭で決起することを宣言する」「第3に、2018年階級攻防における闘争方針、組織方針を提起する」。
革命的労働者協会が基調提起
そして、以下の闘いの基調を提起した。
基調の第1は、〈同志中原虐殺報復41ヵ年決戦に総決起し反革命革マル解体・絶滅へ〉だ。「一触即発の朝鮮反革命戦争突入の危機を前に、またもや、革マルは、早々と『敵前逃亡』を宣言している。『ハミダシ粉砕』『武装蜂起反対』を叫び立て、『他党派解体』に手を染めることによって、帝国主義に忠誠を誓い、そのもとでひたすら黒田イデオロギー布教活動に勤しもうというのだ」「JR資本が、松崎革マルの労組支配を通して労働者を支配するという『労使結託』関係の解消に入ったことに、松崎革マルは悲鳴を上げている」「同志中原虐殺から41ヵ年を迎えて、革労協は、決意も新たに、この闘いに決起する。革命的党派闘争の歴史的地平を継承し、革マル解体・絶滅戦の猛攻を叩きつけてやらねばならない。白色テロを準備する反革命革マルを、2・11報復戦の猛攻で解体・絶滅せよ」。
第2に、〈資本主義世界経済の危機の爆発と国際反革命戦争の拡大・激化〉として、情勢を提起する。「『投機金融資本主義』の破綻と世界大恐慌爆発情勢の煮つまり」「米帝―帝国主義による国際反革命戦争の拡大・激化」「『アベノミクス』の破綻と日帝・安倍の戦時体制形成への突撃」の各項目ごとの提起を行ない、帝国主義世界支配が危機に瀕していることを鮮明にしていく。「世界大恐慌の爆発を前に、各国帝国主義ブルジョアジーは、統治能力の喪失を軒並み露呈させつつ、いっそう凶暴化して、国際反革命戦争の拡大へ、国内政治支配のファッショ的再編へと突き進んでいる。中東反革命戦争に加えて、今や米帝―帝国主義は、朝鮮反革命戦争に本気で踏み込もうとしている」「今や安倍政府と日帝ブルジョアジーに残された延命の道は、朝鮮反革命戦争とファシズムだけである。だからこそ、安倍政府は、一触即発の朝鮮半島情勢に小躍りし、その緊張を自らの手で極限まで高めようと、躍起になっているのだ。朝鮮反革命戦争の前面に躍り出ようと、戦時国家体制形成に拍車をかけているのだ」「安倍政府に対する労働者人民の怒りは、爆発寸前にまで高まっている。この怒りをわが解放派こそが強力に組織し、日本階級闘争の革命的飛躍を実現していくのだ」。
基調の第3は、〈日帝足下労働者階級の戦略的任務〉だ。「〈朝鮮反革命戦争とファシズムの危機を蜂起―革命戦争に転化し、プロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略のもと、対日帝武装闘争の飛躍を環とする権力闘争の本格的飛躍を戦取する闘いに、猛然と決起することを宣言する」「非合法革命党―共産主義労働者党建設を軸とする蜂起の組織陣形の構築に総力決起することを宣言する」「集中する組織壊滅型反革命弾圧との攻防の帰趨に、労働者人民の未来がかかっている以上、われわれは断じてこれに屈するわけにはいかないし、また屈するわけもない」「2018年の集中的課題は、〈第1に〉非合法革命党の建設である」「〈第2に〉革命的武装闘争の画段階的飛躍である」「〈第3は〉革命的反戦闘争の組織化である」「〈第4に〉帝軍解体―兵士獲得の闘いである」「〈最後に〉先制的な対ファシスト戦への本格的な着手である」。
基調の第4は、「〈蜂起の組織陣形構築〉に向け、党―統一戦線―共同戦線建設の飛躍をかちとれ」とする組織方針だ。「2018年こそ、組織建設の闘いに、何が何でも勝利していかねばならない。とりわけ、革命党派にとっての『生命力』たる青年労働者・学生の組織化は、決定的に重要だ。労働者人民・学生の中に分け入り、宣伝・煽動・組織を縦横に展開し、その巨大な決起を組織し、党員獲得―党勢拡大へと結実させていかねばならない。またこの中で、『人民の海』を広範に形成していかねばならない」。
基調の第5は、〈決戦の2018年攻防に決起し政府打倒・日帝国家権力解体へ〉とする闘争方針の提起だ。「革命的反戦闘争の大爆発で朝鮮反革命戦争突入絶対阻止へ」「米帝―帝国主義による中東反革命戦争の拡大を粉砕せよ」「9条破壊の改憲を阻止せよ 反革命翼賛国会粉砕に起て」「沖縄―日本『本土』を貫く革命的共同の真価をかけ、名護新基地建設実力阻止へ」「現地闘争の爆発で、原発の再稼働・新(増)設阻止へ」「反戦・反合・政府打倒春闘の爆発かちとり、階級的革命的全国統一センターの建設へ」「安倍極右政府打倒に総力決起し、日帝国家権力解体へ進撃せよ」と項目ごとの提起を行なう。最後に、「すべての闘う労働者人民・学生は、革命的労働者協会に結集せよ」と結び、基調提起を終えた。
革労協からの基調報告が圧倒的拍手と歓声の中で確認され、シュプレヒコールで前半の部が終了する。
後半の部は、各団体からの決意表明だ。
革労協関西地方委員会は、「2017年、6・16安保粉砕・政府打倒全国統一行動と、10・22反帝―国際連帯全国統一行動などの闘いをやりぬいてきた。戦争遂行の安倍政府打倒へ闘いぬく」「関西電力が昨年5月~6月に高浜原発3、4号機の再稼働を強行したことに対し、再稼働阻止の現地闘争を貫徹した。今年3月13日に大飯原発3号機の、5月中旬に4号機の再稼働が強行されようとしている。原発再稼働阻止闘争の大爆発をかちとる」「『反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会』と共に、釜ヶ崎の寄せ場労働者の闘いをやりぬく」「関大を革命的学生運動の拠点としてうち固める」「〈全国『障害者』解放運動共闘会議〉と共に、『障害者』解放運動の前進を切り拓く」。
各団体が決意表明
革命的部落解放戦線の同志は、闘う部落民・野田和美氏の連帯メッセージ(別掲)を代読し、「いまだに事実調べをしない東京高裁を追いつめよう。石川氏無実と警察権力の証拠捏造を示す新証拠が、東京高裁に提出されている。石川氏の無実は明らかであり、裁かれるべきは国家権力だ。『狭山闘争の勝利なくして部落の解放はない』として闘いぬかれてきた地平を打ち固め、狭山闘争の勝利へ進撃しよう。3・11浦和地裁包囲―糾弾闘争を闘おう」。
革命的「障害者」解放戦線の同志は、「安倍政府は、『精神保健福祉法』成立を狙っている。『精神病者』に対する『措置入院』の監視体制を強化するばかりか、退院後も地域で警察が介入し、監視するものであり、差別に他ならない」「朝鮮反革命戦争に向かう中、ますます『障害者』に対する抑圧や差別が強化されている。朝鮮反革命戦争に突入する安倍政府打倒を闘う」「『心神喪失者等医療観察法』粉砕の闘いの先頭に起つ。『優生思想』の下に『価値ある命』『価値なき命』を選別する『安楽死』法案制定を阻止する」「4・1『障害者総合支援法』粉砕闘争に結集しよう」。
天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会の同志は、「沖縄では、米軍による許しがたい事故が続発している。事故の背景には、朝鮮反革命戦争に向けた、米軍の激しい訓練の実態がある。沖縄を、朝鮮反革命戦争のための『基地の島、訓練の島』にすることを、断じて許すわけにはいかない」「辺野古では、安倍政府―沖縄防衛局の手で、暴虐な新基地建設工事が進められている。沖縄労働者人民の闘いが、頑強・不屈に続けられている。われわれも、交代で辺野古に通い、闘いを共に担っている。現地集中と実力闘争こそが、勝利のカギだ」「3月下旬、天皇・アキヒトが『退位』前の『最後の慰霊の旅』と称して、沖縄に乗り込もうとしている。弾圧態勢を敷いて、沖縄の反戦・反基地の闘いを潰して回ろうという魂胆だ。天皇制の強化は、『新たな沖縄戦』の道だ。青年実は、3月、天皇来沖阻止に、断固起ち上がる」。
日朝連帯活動者会議の同志は、「朝鮮半島情勢の一触即発の危機がさらに煮詰まっている。米帝・トランプは、『核戦略見直し』(NPR)で、『実際の核戦争に使用可能な小型核兵器の増強』を打ち出している。追加『制裁』による、対朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)圧力強化の姿勢を鮮明にしている」「安倍政府は、海上自衛隊護衛艦の朝鮮半島沖への『警戒監視活動』に踏み込んでいる。全国各地での『ミサイル避難訓練』などを通して『北朝鮮脅威』を最大限煽っている」「韓国では、民主労総をはじめとする韓国労働者人民の不屈の闘いが闘いぬかれている。元『従軍慰安婦』を先頭とする日帝の戦争責任追及の闘いが続いている」「15年戦争下、多くのアジア労働者人民を虐殺した負の歴史をくり返してはならない。反北朝鮮―反共・排外主義煽動を粉砕しよう。反共ファシストの白色襲撃を粉砕しよう。朝鮮反革命戦争を粉砕しよう」。
全国反戦の同志は、「米韓合同軍事演習が、3月の『平昌オリンピック・パラリンピック』終了後にも強行されようとしている。いつでも朝鮮反革命戦争に踏み込める態勢で臨もうというのだ」「安倍政府は、朝鮮反革命戦争突入を加速している。3月27日、『日本版海兵隊』である『水陸機動団』が新設されようとしている。朝鮮反革命戦争の突撃部隊となるものだ」「朝鮮反革命戦争突入阻止に総決起しよう。実力闘争・武装闘争の爆発をかちとろう。戦時国家体制形成を粉砕し、改憲攻撃を粉砕しよう」「青年労働者の怒りを集約し、革命的反戦闘争の爆発をかちとる」。
全学連の同志は、「2017年12月24日、第55回定期全国大会をかちとり、2018年階級攻防を最先頭で担う新たな執行体制をうち固めた。2018年の闘いの先頭に起つ」「朝鮮反革命戦争を粉砕する革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。戦争遂行の安倍極右政府を打倒しよう」「〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を全面展開し、革命的学生を組織化する新歓闘争に起ち上がる」「学生の持つ戦闘性・突撃力をいかんなく発揮し、日本階級闘争の先頭で闘う」。
決意表明の最後に、反安保労研全国センターの同志は、「2018年は、『働き方改革』攻撃との闘いが焦点になる。日本経団連の『生産性向上が労賃を上げる』なる言い草はペテンだ。『非正規雇用』労働者を増大させ、資本の利潤を増やすものであり、粉砕しなければならない」「日本の労働運動は、『生産性向上運動』などと対決し、ストライキを闘ってきた。帝国主義労働運動・『連合』がその地平の解体に動くことを許してはならない。『連合』を突破する革命的労働運動の爆発をかちとろう。3・21、全国労働組合運動交流会(全労交)主催の春闘勝利総決起集会の成功をかちとろう」。
すべての発言が圧倒的な拍手で確認される。
司会の同志が、「2018年階級攻防の最先頭に起って闘いぬこう。ここに結集した内戦勢力こそが、実力闘争・武装闘争を闘い、日本階級闘争の限界をこじ開けるということをしっかりと確認しよう」と集約し、最後にシュプレヒコールとインターナショナルの斉唱で集会は幕を閉じた。
全ての労働者人民は、革労協の旗のもとに結集し、ともに闘おう。
闘う部落民 野田和美氏
安倍極右政府が朝鮮反革命戦争とファシズムに突撃する中、部落解放運動総体も大きな試練の時を迎えています。
狭山闘争は、第3次再審闘争が大詰めの局面を迎えています。「3者協議」が35回を数える中、狭山弁護団は、次々に新証拠を東京高裁に突きつけています。狭山弁護団は、「かもいの万年筆」のデッチ上げぶりを科学的に暴露する新証拠=「下山鑑定」に続き、1月15日、脅迫状の筆跡が石川氏とは別人のものであることを科学的に証明する新証拠=「福江鑑定」を提出しているのです。にもかかわらず、東京高検は、狭山弁護団の要求する物的証拠をいまだに開示しようとしません。東京高裁の担当裁判官も、昨年12月に後藤真理子に交代しましたが、歴代の担当裁判官は事実調べや証拠開示命令を行なわない態度をとり続け、再審棄却を狙ってきたのであり、予断は許せません。無実の部落民=石川一雄氏の不退転の決意に応え、東京高裁と東京高検を、階級的共同闘争と実力・武装の闘いで追いつめよう。部落解放同盟内社民・こえ派の制動を踏みしだき、狭山闘争の歴史的勝利を実現しよう。〈差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾・打倒〉の旗幟を鮮明に、第3次再審闘争の勝利をかちとろう。
朝鮮半島情勢が切迫し、朝鮮反革命戦争の危機が煮詰まる中、戦争遂行の安倍政府の下、極悪な差別主義・排外主義煽動が急加速しています。「ヘイト・スピーチ」などの極悪な差別煽動、虐殺煽動を凶行する「在特会」をはじめとする極悪な反共ファシストなぞ、撃滅あるのみです。天皇・アキヒトの「2019年退位」を通した、反革命国民統合の強化を狙う天皇制強化を粉砕しよう。自民党主導の「部落差別解消推進法」制定をも通したファシズム融和運動に道を拓きかねない「差別の法規制」を踏み越え、戦前水平社の敗北の総括をかけた差別糾弾闘争の復権をなしきろう。階級的共同闘争と実力・武装の闘いで部落解放運動の革命的飛躍・前進を切り拓き、部落解放の〝佳き日〟をたぐり寄せる決意です。
革命軍アピール
革労協政治集会に結集された同志・友人諸君に、日帝の組織壊滅型反革命弾圧との死闘的攻防下、2018年階級攻防を共に闘う革命軍のアピールを送ります。
朝鮮半島を戦場とする反革命戦争突入の危機は、「平昌オリンピック・パラリンピック」開催という中で、一瞬、遠のいたかに見える。「平昌オリンピック・パラリンピック」では、「朝鮮半島旗」を掲げて南北朝鮮が共同入場するという。金正恩が、「南北首脳会談」を提案し、米韓合同軍事演習・「キー・リゾルブ」と「フォール・イーグル」が延期された。しかし、これをもって朝鮮半島を戦場とする反革命戦争突入の危機が遠のいたと見るのは、まったくの誤りだ。米・トランプ政権は、2月2日、8年ぶりに公表した「核戦略見直し」(NPR)で、「実際の核戦争に使用可能な小型核兵器」の増強を打ち出している。「人類滅亡の危機」を名目に、報復の応酬になれば自らも多大な打撃をこうむる可能性の高い大型核兵器使用をできるだけ避けて、小型核兵器主軸の核戦争を実際に遂行するということだ。
日帝・安倍は、世界大恐慌の爆発とこれに伴う日帝の体制的危機の到来への恐怖から、無制限の武力行使、無制限の治安弾圧体制確立を狙って改憲に突き進んでいるのだが、ここで注意すべきことは「改憲の後に戦争が来る」と考えるのは誤りであるということだ。日帝の体制的危機の爆発は、改憲まで決して待つことはしない。「安保法制関連法」の無きに等しい「制約」を一気に踏み越えて朝鮮半島で野放図な武力行使に入ることを、安倍は、本気で企んでおり、その過程でファシズムへの突入をも射程に入れていると考えるべきである。
革命軍は、〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を実現すべく対日帝武装闘争の本格的飛躍の最先頭で闘うことを宣言する。今日のわれわれの武装水準・戦闘水準は、世界の階級闘争の武装水準・戦闘水準に比しても遠く及ばないのであり、敵権力と同水準の武装による本格的武装闘争とは言い得ない。新たな武器質、戦闘形態をめぐる研究・開発を、強力に推し進め、対日帝武装闘争の本格的飛躍を断絶的飛躍として切り拓く覚悟である。また、対日帝武装闘争の本格的飛躍は、帝国主義軍隊内の叛乱を組織することなしに実現しえないのであり、革命軍は、命がけで自衛隊の叛乱を組織し革命軍への結集を実現する決意である。
革命軍は、「帝国主義戦争の内乱への転化」のスローガンに反対し「武装蜂起主義粉砕」を叫びたて、ブルジョア政治支配の永続を願望し「反ファシズム統一戦線」を唱える黒田革マルを解体・絶滅する。「国鉄改革の継承」を合言葉にJR資本の「御用組合」への道を邁進するJR総連・松崎革マルを総せん滅し、JR総連反革命労働運動を打倒する。
安倍政府・国家権力の庇護の下、街頭制圧に乗り出し反革命襲撃、差別主義・排外主義襲撃に手を染め跳梁を強める反共ファシストを本格的な武装水準での攻防戦で撃滅せよ。革命軍は、まなじりを決してその戦場に起つ。
〈反革命戦争とファシズムを蜂起・革命戦争に転化し、プロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略の下、情勢を突き破る実力攻防を共に闘いぬこう。その最先頭で革命軍は、2016年2・23反革命弾圧を正面突破し、「共謀罪」弾圧を粉砕して対日帝武装闘争の本格的飛躍へ向けて闘いぬく!
革労協政治集会に結集された同志・友人諸君は、革命軍に結集し権力闘争の本格的飛躍を共に闘いぬかん!
2018年2月24日
革命軍
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