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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

革命的寄せ場労働運動の前進にむけて
全国寄せ場夏祭りの成功をかちとれ
(1233号7面)

 8月、全国の寄せ場で「反戦・反失業」の基調の下、夏祭りが開催される。東京・山谷日雇労働組合(東京・山日労)は8月13日から15日に山谷・玉姫公園で、「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会(釜ヶ崎労働者の会)」は8月12日に、福岡・築港日雇労働組合(福日労)は8月一三13日から15日に須崎公園で、沖縄・首里日雇労働組合(沖日労)も8月20日に夏祭りに取り組む。

 全国の寄せ場労働者は、「一人の野垂れ死にも許すな」「生きてやりかえせ」をスローガンにして越年・越冬闘争を貫徹した。直後の1月15日、天皇主義右翼ファシスト・国粋会金町一家解体にむけた「日雇い労働者全国総決起集会」・デモを皮切りに2017年の闘いを開始した。2月初旬から一斉に「反戦・仕事よこせ」の2017年寄せ場春闘を開始し、各寄せ場の求人業者への要求書提出、各地の行政機関に対して公的就労事業の拡大や開始を要求する対行政闘争を闘いぬいた。3月19日には、全国労働組合運動交流会(全労交)が呼びかける春闘勝利総決起集会に結集し、3月27日には、全国から東京に結集し、寄せ場春闘集中行動を建設資本=日本建設業連合会(日建連)、厚生労働省、国土交通省、日本経団連に対して叩きつけた。5月1日には、全国寄せ場でメーデー行動を闘いぬき、6月15日〜18日、全国寄せ場交流会は、全国学生社会思想研究会連合とともに全国の内戦勢力に呼びかけ、安保粉砕・政府打倒全国統一行動を闘いぬいてきた。

 東京・山日労は、山谷での2・11「建国記念の日」粉砕闘争を天皇主義右翼ファシストの敵対を粉砕して闘い、3月〜4月の卒・入学式では「君が代」不起立を闘う教育労働者と連帯して闘い、国際連帯の闘いとしてあらたに「韓国サンケン労組」の解雇撤回争議への支援を闘い、戦時国家体制形成攻撃の一環である治安弾圧立法粉砕の闘いとして「共謀罪」=「テロ等準備罪」新設阻止の対国会闘争を連続的に闘った。「釜ヶ崎労働者の会」は、「西成特区構想」にもとづく釜ヶ崎の「センター移転・縮小」攻撃を粉砕する闘い、高浜原発の再稼働阻止現地闘争を連続して闘った。福日労は、公的就労事業の開始を要求する毎週の対福岡市役所行動を闘い、日出生台、築城での反戦闘争を闘った。沖日労は、日雇雇用保険制度、建設業退職金共済(建退共)の適用拡大にむけた取り組み、名護新基地建設阻止のキャンプ・シュワブゲート前での実力攻防を首里の寄せ場・日雇い労働者を組織して連続的に闘いぬいている。

 8月に取り組まれる全国寄せ場の夏祭りは、2017年前半期の闘いを共有化し、2017年後半の「反戦・反失業」の激闘にむけた総決起を確認する場として開催される。全国の建設現場では、寄せ場・日雇い労働者を排除する動きが強まっている。4月1日から、国土交通省の指示の下、元請けゼネコンが「社会保険(健康保険、年金)に未加入の労働者は現場に入場させない」という攻撃を開始している。また、日雇雇用保険制度の廃止にむけた動きも強まっている。全国で「日雇労働求職者給付金(アブレ金)の5日後の口座振込み」を強要する攻撃が始まり、東京・山谷では、「日雇い求人」として出されている「東京都特別就労対策事業」への就労を「日雇い」と認めず、「日雇労働被保険者手帳」(白手帳)を取り上げ、「アブレ金」受給ができない「求職受付票」(段ボール手帳)に切り替える攻撃をかけようとしている。日雇い労働者を現場から排除し、「アブレ金」からも排除するという攻撃は、寄せ場・日雇い労働者に「野垂れ死ね」という攻撃だ。絶対に許してはならない。

 全国寄せ場夏祭りの大成功をかちとり、安倍極右政府に対する労働者人民の怒りの高まりと結合して闘おう。「共謀罪」強行制定から改憲へと突き進み、朝鮮反革命戦争への突撃、中東反革命戦争への本格参戦を狙う安倍極右政府打倒の闘いの最先頭に寄せ場労働運動が起とう。安倍の「働き方改革」に合流する帝国主義労働運動・「連合」の制動や安倍とのボス交で生き残りを図る翼賛野党を突破して闘う労働者階級の荒々しい決起をかちとろう。


全国寄せ場夏祭り

8月13日(日)〜15日(火) 山谷夏祭り
         毎夕5時〜9時 山谷・玉姫公園 (実行委員会)

8月12日(土) 釜ヶ崎夏祭り上映集会
         午後0時30分〜 西成市民館 (反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会)

8月13日(日)〜15日(火) 福岡日雇い団結夏祭り
         毎朝8時〜 須崎公園 (実行委員会)

8月20日(日) 沖縄・暑気払い団結交流会
         午後6時〜 那覇市首里 (沖縄・首里日雇労働組合)