「反戦・反失業」を闘う山谷労働者が越冬実に結集
「黙って野垂れ死ぬな! 生きてやりかえそう!」をスローガンにして、12月28日から1月4日までの8日間、山谷・玉姫公園を実力占拠し、山谷越年・越冬闘争が闘いぬかれた。東京・山谷日雇労働組合(東京・山日労)が呼びかけた越冬闘争実行委員会(越冬実)には、「城北労働・福祉センター」(センター)による「利用者カード」発行拒否を追及する闘い、「反戦・反失業」を基調にした寄せ場の闘い、「安保法制関連法」にもとづく自衛隊の「駆け付け警護」の任務を負った南スーダン出兵を阻止する青森現地闘争、などの2016年の闘いを共に闘いぬいた山谷労働者、支援の労働者・学生が多数結集した。また、寄せ場・山谷からあらゆる戦線の闘いとの結合を追求してきた東京・山日労が闘う越年・越冬闘争には、圧倒的な共感とともに現金カンパ、食材カンパ、衣類カンパが寄せられた。東京・山日労と越冬実のメンバーは、この共感と期待に応えるべく、「なかまの命は俺たちの団結の力で守りぬく」「俺たちにアブレ―野垂れ死にを強制する奴らにやりかえす団結を作り上げる」という決意のもと、炊き出し、ワッショイデモ、人民パトロールをやりぬき、最終日の1月4日には、東京都、厚生労働省に対して「アブレ―野垂れ死に」攻撃を打ち砕く追及行動を闘った。
越年・越冬闘争にむけた準備は、11月下旬から開始された。越冬闘争の資金作りのために、連日街頭でのカンパ呼びかけが始められ、山谷労働者の闘いに共感する人々へのカンパ要請が行なわれた。年末年始を野宿で過ごさねばならない労働者の命を守る闘いは、必要になる闘争資金も自力で調達する「自力自闘」が原則だ。7泊8日の越冬闘争の炊き出しの数は2000食を超える。野宿で年を越す労働者を迎え入れるための大屋根や寝床作り、炊き出し設備の設置、米や肉、野菜などの食材の確保、それらを運搬する車両の確保などに多額の資金が必要となる。越冬実の仲間は、山谷に近接する駅頭や繁華街に連日繰り出し、「野宿で年を越さねばならない労働者が生きて年を越し、冬を越してゆくための炊き出しなどの資金カンパ、米などの食材カンパ、冬物衣類などのカンパを呼びかけます」と通行する労働者人民に訴えた。この山谷労働者による訴えには、多くの反応が返ってきた。「アベノミクス」の下で実質賃金が5年連続で下がり、国会では年金を引き下げる法律が成立し、苦しい生活の中、長時間労働を強いられている「正規雇用」の労働者も、年金暮らしの高齢者も、「非正規雇用」で働く若者も「頑張って」という声とともに貴重な現金カンパを寄せてくれた。また、受け取ったチラシを見て、「米を送りたい」「寝袋、毛布、冬物衣類を送りたい」と申し出てくれる人々が続いた。
闘いの資金作りと同時に、越冬闘争で必要になる資材、機材の調達も開始される。玉姫公園を拠点とした8日間の越年・越冬闘争をやりぬくには、風雨に耐える大屋根を作るための足場材、炊き出しのカマドで使い労働者が暖を取るための薪、大量の布団、2000食を超える炊き出しに使う米、野菜、肉などの食材の確保が必要だ。東京・山日労と越冬実は、これらの必要な資材・機材の確保のために山谷労働者の闘いに共感を持ってくれる団体などに協力要請を発し、12月28日からの越年・越冬闘争への突入に備えた。
7泊8日の越年・越冬闘争は、冷たい水に手を浸す炊事、24時間昼夜を問わない防衛体制、短時間で玉姫公園を闘う労働者の拠点にするための各種の設営作業が必要となる。それを担うのが越冬実だ。越冬実のメンバーは、東京・山日労が呼びかける実行委員会の会議に参加し、炊事班、設営班、防衛班、情宣班などの任務に率先して立候補し、越冬闘争を支える決意を打ち固めた。班別会議で詳細な計画を詰め、2016―2017年山谷越年・越冬闘争は、万全の準備をもって突入の日を迎えた。
12月28日、越年・越冬闘争に突入
山谷越年・越冬闘争の初日は、12月28日午前六時、東京・山日労と越冬実のメンバーがセンター前に結集し、組合旗を先頭にして「山谷通り」、玉姫公園の「朝市」、玉姫職安で今年最後の仕事紹介に集まる労働者への呼びかけから始まった。労働者からは、「玉姫公園の炊き出しは旨いからな」「輪番の仕事が終わったら、手伝いに行くよ」「今夜から泊めてくれ」といった声が次々と返ってくる。
情宣活動を終え、センター前に戻った東京・山日労と越冬実のメンバーは、後から合流した越冬実メンバーと共に、玉姫公園に向け「ワッショイ」の掛け声とともに移動を開始する。玉姫公園では大屋根などの設営を夜までに済ませるために集まった労働者が待機している。朝の食事と打ち合わせを済ませ、全員が真新しい軍手を着け、それぞれの準備作業に取り掛かる。まず、警視庁―浅草警察の監視を遮るシートの設置が行なわれる。続いて、設営班は、前日に搬入した足場材を使って玉姫公園を蓋う大屋根作りを開始する。その傍らでは、トラックに満載された食材や炊事道具が次々と炊事場に運ばれる。また、炊事などで使う薪となる建築廃材が到着し、電動丸のこで切断に当たる労働者を先頭にして所定の置き場に搬入する。その後も、寝床に使うパレット、提供された食材を積んだトラック、布団を積んだトラックなどが次々と到着し、玉姫公園は、短時間のうちに越年・越冬闘争の拠点として打ち固められる。初日の炊き出しは、配食開始が夕方6時からだ。この時間に間に合わせるために、炊事班は、急ピッチで食材倉庫、調理テーブル、カマドを設置し、さっそく食材の切り込みに取り掛かる。ほぼ計画通りに準備が整い、越冬実のメンバーが進行状況を全体で確認し、打ち合わせを済ませる。午後6時過ぎから、いよいよ、越年・越冬闘争最初の炊き出しが始まる。公園外で待つ労働者を越冬実のメンバーが公園内に誘導し、初日のメニューであるカレーが配食され、受け取った労働者は、大屋根の中や周辺で食事を始める。
午後7時からは、越年・越冬闘争突入集会だ。同じように寄せ場で越年・越冬闘争を闘う「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」、福岡・築港日雇労働組合、沖縄・首里日雇労働組合、労学連帯で闘う明治大学社会思想研究会からの連帯メッセージが紹介される。「釜ヶ崎労働者の会」は、「釜ヶ崎では、センターを南海線の高架下に仮移転させ、建て替える計画が進んでいる。『センター移転・縮小』攻撃―寄せ場解体攻撃が始まっている。これを許さず、12月29日から1月3日まで、野宿の仲間の命を守る人民パトロールをうちぬく」。福日労からは、「俺たち福日労も、12月31日から1月2日までの3日間、須崎公園での越年・越冬闘争を闘います。戦争とファシズムの時代に突入する中、『1人の野垂れ死にも許すな』『生きてやり返せ』と、越冬闘争に全力で臨みます。山谷のみんながこの冬を乗り切り、共に来春の闘いで顔を合わせることを楽しみにしています」。沖日労からは、「沖縄では、安倍政府の暴虐に、労働者人民の怒りが沸騰しています。辺野古、高江での闘いには、組合員が交代で通い、現地攻防を闘っています。こうした中で、俺たち沖日労は、12月31日から1月2日までの3日間、越年闘争に取り組みます。昼は那覇市内の与儀公園で炊き出し、夜は国際通りで人民パトロールをやる予定です。日雇い・野宿の労働者の団結を強固に打ち固め、年明けからの新たな反戦・反失業闘争に向かっていきたいと考えています」。明治大学社思研は、「安倍政府は、朝鮮反革命戦争とファシズムに突進しています。そして、労働者人民の戦争動員を加速しようと狙っています。全国大学でも、カネと引き換えの軍事研究への協力が進行しています。われわれは、6・15安保粉砕・政府打倒全国統一行動や、10・21反帝―国際連帯全国統一行動を毎年呼びかけ、労働者人民の先頭で闘いぬいてきた地平をふまえ、革命的反戦闘争の爆発をかちとり、戦争遂行の安倍政府打倒へ進撃していきます。明治大学社思研は、これからも山日労とともに闘う決意です」。続いて、東京・山日労が越年・越冬闘争の基調を提起する。「山谷労働者は、1ヵ月に1回か2回しか回ってこない『特別就労対策事業』の約8000円から1万6000円の収入で生き延びることを強いられている」「センターの『利用者カード』発行拒否は、仕事紹介からの排除、野宿労働者の排除であり、絶対に許すことはできない」「『東京オリンピック・パラリンピック開催』の喧騒の中で、山谷労働者に『野垂れ死ね』という攻撃が強まっている」「寄せ場・山谷の解体攻撃、日雇い労働者を就労から排除し、野宿する労働者を排撃する攻撃を粉砕しなければならない」「『安保法制関連法』=『戦争法』にもとづく『駆け付け警護』『宿営地の共同防衛』の新たな任務を負って出兵する自衛隊の派兵阻止を青森現地で闘った地平を、2017年はさらに強化しなければならない」「『反戦・反失業』を基調とした寄せ場労働運動を共に闘いぬく隊列を拡大・強化するものとして越年・越冬闘争を闘いぬこう」「国家権力、金町一家の妨害を許さず、24時間の防衛体制と仲間の団結で玉姫越冬をやりぬこう」。これまで飯場で生き延びてきた労働者が年末年始に飯場から出ざるをえなくなり、玉姫公園にたどり着いている。上野駅で野宿していた労働者も「玉姫越冬」を知り、合流している。東京・山日労と越冬実は、越年・越冬闘争の意義を再確認し、8日間の闘いの決意を固めた。
12月29日、「なぎさ寮」受付会場で玉姫越冬への合流を呼びかける
2日目の12月29日は、東京都の山谷越年対策の「なぎさ寮」入寮受付が行なわれる。東京・山日労と越冬実の仲間たちは、「台東リバーサイドスポーツセンター」の受付会場前に登場し、「玉姫越冬」への合流、2017年「反戦・反失業」を基調とする闘いへの合流を呼びかける。越冬実の日刊の情宣ビラである「黙って野垂れ死ぬな」で「玉姫越冬」への突入を知らせ、1月2日の「なぎさ寮」激励訪問を知らせ、1月4日の東京都山谷対策係、厚生労働省追及―弾劾行動を共に闘おうと呼びかけた。夕食後の企画では、「反戦・沖縄基地問題企画」として「やんばるの森と米軍基地」「辺野古のたたかい」のDVD上映が行なわれ、DVDを観た労働者からは、安倍政府の暴虐と対決する沖縄労働者人民に共感する感想が出された。
3日目の12月30日の夜には、「労働運動の現場から」という企画が行なわれ、「玉姫越冬」に大量に食材を提供してくれた地域生協で働く労働者が発言に起ち、「TPPは、『食の安全』を脅かし、農業を破壊するものであり、私たちは反対しています。『1人の野垂れ死にも許さない』という山谷の闘いと結合して闘いぬきます」と連帯あいさつを行なう。続いて「抵抗する教員たちのドラマ 続『君が代』不起立 あきらめない」というDVDの上映が行なわれ、「君が代」不起立を闘う労働者と共に闘うことが呼びかけられた。
2016年の大晦日を迎えた玉姫公園では、恒例となった「東京大衆歌謡楽団」の無料出演によるコンサートが行なわれる。「東京大衆歌謡楽団」は、新年の「団結乾杯」に使う缶ビールの差入れを持参し、寒い屋外で、焚き火の煙という悪条件の中でも、大屋根の中を満杯にした山谷労働者を前に、1時間近く熱唱した。また、「東京大衆歌謡楽団」が縁となって山谷に足を運ぶようになった人々からは、山谷労働者が団結して年を越す闘いである越年・越冬闘争への共感が広がり、資金カンパが提供された。
2017年新年総決起集会がかちとられる
越年・越冬闘争の折り返しとなる2017年1月1日、玉姫公園では午前11時から「団結餅つき」が開催される。山谷近くの寺院から臼と杵を借り、多くの仲間が杵を振るい、新年の餅をつきあげ、雑煮を味わった。
夜は、2017年の闘いにむけた総決起集会だ。午後7時から大屋根の下に全員が集合し、東京・山日労からの「2017年は、『東京オリンピック・パラリンピック開催』で金儲けを企む連中や、それに連動する行政によって、日雇い労働者、野宿する労働者を排除する動きが強まるだろうが、そんな攻撃を許してはならない。『労働者の使い捨てを許さん』『戦争反対』を闘ってきた山谷労働者の側に正義はある。2017年も『反戦・反失業』を基調にした闘いを闘いぬこう。安倍政府を打ち倒そう。1・4対都庁行動、厚生労働省団交から闘いを始め、1・15日雇い労働者全国総決起集会とデモで、闘う山谷労働者の隊列を登場させよう」という呼びかけを全体で確認する。続いて、越冬実の炊事、設営、防衛の各班が決意表明を行なった。全体の闘う決意を確認しあった後は「団結乾杯」だ。全員が「東京大衆歌謡楽団」から差入れられた缶ビールや酒、ジュースが入ったコップをかかげ、2017年を闘う決意を込めて「乾杯」の声を上げる。
1月2日には、「なぎさ寮」に入寮している仲間を激励し、交流を深めるために飲み物、タバコなどを持参して訪問・差し入れが行なわれた。「なぎさ寮」の館内放送で越冬実の到着を知った労働者が続々と交流の輪の中に入ってくる。仲間からは、「『なぎさ寮』から出たら、玉姫職安で『輪番』の仕事に行きたい。『ダンボール手帳』を作りたいから、一緒に職安の窓口に行ってほしい」といった要望や、一緒に野宿していた仲間の安否を尋ねる声が続いた。夜の玉姫公園での企画では、「山谷(やま)―やられたら、やりかえせ」の上映が行なわれる。「玉姫越冬」を知り、初めて山谷に来た労働者は、日雇い労働者を「金づる」にし、天皇制の下への屈服を強いる天皇主義右翼ファシストの実態を知り、それと正面から対決してきた山谷労働運動への共感を深め、「1・15佐藤さん虐殺32ヵ年 山岡さん虐殺31ヵ年弾劾! 金町一家解体! 日雇い労働者全国総決起集会」に参加する決意を固めていった。
総括集会で東京都庁・厚生労働省弾劾―追及の決意を打ち固める
1月3日の午前中には、年末・年始を東京拘置所ですごす獄中の仲間への激励行動が取り組まれた。宣伝カーで東京拘置所の外周を回り、マイクを使って「労働者使い捨て、警察の不当弾圧を粉砕しよう。差入れ希望などの連絡を遠慮なく東京・山谷日雇労働組合にしてください」と呼びかける。夜の企画では、全国水平社が結成されるまでの部落大衆の格闘を描いたDVDが機材の都合で途中までとなったが上映された。
午後7時からは山谷越年・越冬闘争をしめくくる総括集会がかちとられた。東京・山日労は、「それぞれの班の仲間が『仲間の命は俺たち労働者の団結の力で守る」と、重い資材を担いで設営を行ない、冷たい水に手を浸して連日の炊き出しを作り、警察の封じ込めを許さずワッショイデモを闘い、越年・越冬闘争をやりきった。この団結の力を武器にして明日の都庁、厚生労働省を弾劾―追及する闘い、1・15日雇い労働者全国総決起集会を闘いぬこう」と呼びかける。越冬実を担った炊事班・設営班・防衛班・人民パトロール班が発言し、最後に「団結ガンバロー」で総括集会を締めくくった。
仕事始めとなる1月4日は、朝の炊き出しを15分早め、東京都庁・厚生労働省弾劾―追及の闘いの準備が行なわれ、7時半には組合旗、ムシロ旗を先頭にした労働者が玉姫公園を後にした。
新宿駅西口に到着すると、部隊は、都庁庁舎まで「ワッショイ、ワッショイ」と気迫に満ちたデモで進撃する。都庁前では、福祉保健局生活部の山谷対策係に対して追及の闘いを繰り広げる。「『1年間で5万1000人分の仕事』では生きて行くことができない。『特別就労対策事業』の仕事を増やせ」「山谷労働者の『働く権利』を奪い、『野垂れ死ね』というセンターの『利用者カード』発行拒否を改めさせろ」「東京都は、公園や河川敷などからの野宿労働者の追い出しをやめろ」。どれも山谷労働者の「働いて生きて行きたい」という切実な要求であり、怒りだ。これに対して、山谷対策係は、「5万1000人分の仕事は確保する」という答えを繰り返すだけで、「増やす気があるのか、ないのか」という肝心の質問には、答えようとしない。センターの「利用者カード発行拒否」についても、「センターの対応は適切と判断している」「皆さんの要望は関係部署に伝える」と判を押したような回答に終始した。30分にわたる弾劾―追及の闘いを終えた仲間たちは、怒りに満ちたシュプレヒコールを都庁に叩きつけ、厚生労働省へと移動した。
厚生労働省の正門に到着した東京・山日労と越冬実は、「厚生労働省は失業している労働者に仕事を出せ」「労働法制の改悪を許さんぞ」「俺たちに『野垂れ死ね』という攻撃を許さんぞ」とシュプレヒコールを叩きつけ、全員が団体交渉の会場に入った。厚生労働省との団体交渉は、「日雇い労働者の失業状況を改善するために、公的就労事業を拡大しろ」「『働き方改革』と称した労働法制の改悪をやめろ」という二点をめぐって闘われた。厚生労働省は、「戦後直後に作られた『緊急失業対策法』が廃止される際に、国会で『国が直接仕事を作り、直接雇用する失業対策は、今後やらない。民間求人を基本にする』という主旨の議事録があり、厚生労働省は、これに縛られている」と公的就労事業をやらないための理由を繰り返し述べた。これに対して、労働者からは、「ならば、東京都が独自でやっている『特別就労対策事業』を予算面で補助して仕事数を増やせ」と要求していったが、厚生労働省は、「それもできない」と拒否した。これに対しては、労働者から一斉に弾劾の声が上がる。「働き方改革」をめぐっては、「『同一労働同一賃金の実現』などと言っているが、『直接雇用』を原則にすることが先決問題ではないか」「『非正規雇用』を前提にした『同一労働同一賃金』なぞ意味がない」という追及が行なわれた。1時間半にわたって交渉を闘いぬいた仲間たちは、「仕事よこせ」の闘いをさらに強めることを確認して厚生労働省を後にした。
8日間にわたる越年・越冬闘争をやりぬいた労働者は、「黙って野垂れ死ぬな!」「生きてやりかえそう!」という闘いを実践しぬいた自信を胸に、1・15日雇い労働者全国総決起集会の成功、2017年春闘勝利にむけた活動に入っている。
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