福岡県反戦、全学連九州ブロックの強化・拡大をかちとり、福日労の強化、日雇い−寄せ場労働運動の強化・発展をかちとる
革労協福岡県委員会
革労協福岡県委員会の年頭の決意を明らかにする。
米帝―帝国主義は「「イスラム国壊滅」を叫んで中東反革命戦争を拡大・激化させている。日帝・安倍極右政府も、ファシズムへの衝動を全開にしながら、強権的に戦時国家体制形成―朝鮮反革命戦争突入へと突き進んでいる。労働者人民の怒りは全世界に渦巻き、爆発の時は、目前に迫っている。世界的な革命の時代に入ったのだ。今こそ、手に武器を持ち、階級決戦に喜び勇んで身を投じよう。
2017年年頭にあたり、わが革労協福岡県委員会は、全世界労働者人民の死闘決起に連帯し、〈朝鮮反革命戦争とファシズムの危機を蜂起―革命戦争に転化し、プロレタリア・ソビエト権力を樹立せよ〉の決戦戦略のもと、日帝足下からプロレタリア共産主義世界革命の突破口を、断固こじ開けるべく、権力闘争の本格的飛躍を戦取し、蜂起の組織陣形を構築する闘いに全力で決起することを、全世界―全国の同志・友人・読者諸君に明らかにするとともに、そのことをここにはっきりと誓うものである。
2016年、われわれは、2・15在沖米海兵隊の実弾砲撃―「本土」移転演習阻止日出生台現地闘争、7・10護衛艦「すずつき」ソマリア沖派兵阻止佐世保現地闘争、8・9長崎反戦闘争、11・20護衛艦「きりさめ」ソマリア沖派兵阻止佐世保現地闘争など、革命的反戦闘争に連続決起してきた。こうした闘いの集約的闘いとして、安保粉砕・政府打倒全国統一行動の一環として、6・13集会とデモを、また反帝―国際連帯全国統一行動の一環として、10・20集会とデモを、福岡の地においてやりぬいた。労働戦線をめぐっては、福岡・築港日雇労働組合(福日労)に結集する労働者たちとともに、福岡日雇い越年・越冬闘争、寄せ場春闘、日雇いメーデー、団結夏祭り、そして福岡市に対する「仕事よこせ」の「木曜行動」と対福岡労働局交渉を闘いぬき、12月1日、第18回福日労定期大会の成功を実現してきた。学生戦線においては、九州大学当局による戦時突入を見据えた学生運動根絶攻撃と対決し、新歓―大学祭を貫いて、九大革命的学生運動の再生に向けて奮闘してきた。福岡で革命的「障害者」解放闘争を推進すべく、運動・組織を展開してきた。
2017年は、まさに日帝・安倍政府との倒すか倒されるかの勝敗を決する重要な年だ。昨年の参院選における改憲勢力の改憲議席数超えによる安倍政府のやりたい放題を野放しにするわけにはいかない。安倍政府打倒・日帝国家権力解体、ソビエト権力樹立・労働者政府樹立へと一心に突き進み、巨万の労働者人民の先頭に起って血路をこじ開ける時がきたのだ。武装し実力で決起する全世界の労働者人民との国際連帯の旗幟を鮮明に、勇躍決起すべき時がきたのだ。労働戦線、学生戦線をはじめ、全階級戦線に革労協―解放派の旗を打ち立て、全運動のソビエト的再編を推し進め、蜂起へと向かう労働者人民の巨大な隊列を生み出すべく、さらなる奮闘に身を捧げることができる時代が到来したのだ。
革労協福岡県委員会は、そのための闘いを、全国の同志たちの先頭に立ち、闘いぬく決意である。〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉に真一文字に突き進む。非合法革命党=共産主義労働者党建設、統一戦線建設、共同戦線建設を飛躍的に前進させるべく奮闘する。福岡県反戦、全学連九州ブロックの強化と拡大を目指し、全力で奮闘する。福日労を強化し、日雇い―寄せ場労働運動のさらなる強化と発展をかちとり、「日雇い労働者化」する「非正規雇用」労働者のなかに分け入り、あらゆる産別に革命的労働運動の旗を打ち立てる。全国労働組合運動交流会(全労交)の強力な組織化と発展を推し進める。〈戦時下の新たな革命的学生運動〉の本格的な展開を推し進め、闘う学生の組織化と九大革命的学生運動の再構築をやりぬく。
米帝―帝国主義の中東反革命戦争を粉砕し、日・米・韓の朝鮮反革命戦争突入を決戦として見据え、これを粉砕する闘いに死力を尽くす。同志石井真作虐殺報復42ヵ年決戦の猛攻を、反革命革マルの頭上に叩き込むべく奮闘する。天皇主義右翼ファシストの街頭制圧を蹴散らし、ファシスト分子を1人残らず殲滅し尽くす。元・原発労働者梅田隆亮氏を支え、日帝の原子力政策を粉砕する。「共謀罪」新設を粉砕し、獄殺をはじめとした反革命弾圧を粉砕する完黙非転向の闘いに勝利する。2017年を革労協と解放派の一大飛躍の絶好のチャンスの年として、全力で闘いぬく。
名護新基地建設阻止を基軸に反戦・反基地闘争の爆発かちとり、沖縄解放へ進撃する
革労協沖縄委員会
2017年は、沖縄階級闘争にとって一大決戦の年だ。名護新基地をめぐる攻防は、安倍政府による力ずくの埋め立て工事を許すのか、それとも高江ヘリパッド建設阻止闘争の激闘を引き継ぎ、安倍の野望を最後的に葬り去るのかをかけた、決戦中の決戦を迎えている。わが革労協沖縄委員会は、名護新基地建設阻止決戦に勝利するため、総力で決起する決意である。この闘いを基軸に、反戦・反基地闘争の大爆発をかちとり、2017年を沖縄人民解放闘争の飛躍の年とすべく、全力で奮闘する決意である。
われわれは、2016年、名護新基地建設阻止の闘いを活動の基軸とし、火曜・水曜・木曜の「集中大行動」への結集をはじめ、辺野古現地において工事を実際に阻止する実力攻防を担うことを核心に、闘いを進めてきた。安倍政府と沖縄「県」知事との「代執行訴訟」をめぐる3月4日の「和解」成立後も、「和解案は計略」と警戒を強める労働者人民とともに、現地集中で闘いぬいてきた。
さらに、7月以降、東村・高江におけるヘリパッド建設工事の再開―「N1地区」「H地区」「G地区」の3地区・4ヵ所のヘリパッド造成工事の強行に対して、7月22日未明からの「N1地区」ゲート前での実力攻防を皮切りに、現地闘争に連続決起してきた。月曜、水曜、土曜の「大行動」をはじめとする連日の座り込み、国頭村の採石場から「N1地区」ゲートやメインゲートに至る「県」道上の各所でダンプカーの車列を阻止する闘い、そして「米軍提供施設区域」内に入り工事を阻止する闘いなど、沖縄労働者人民の果敢な闘いにしっかりと結びつき、ともに闘いぬいてきた。
4・28―5・15沖縄人民解放闘争に決起した。4月28日には、安保粉砕、基地解体、日帝の統合支配粉砕、沖縄解放を掲げて、那覇市内集会、国際通りデモに取り組み、5月14日には、沖韓連帯集会、キャンプ・キンザー包囲デモを闘い、15日の「復帰44年 平和とくらしを守る県民大会」を闘った。6・23「慰霊の日」闘争に決起し、安倍の沖縄蹂躙を徹底的に弾劾しつつ、反戦闘争としての闘いの高揚の先頭に起った。
元海兵隊員の米軍属による「女性暴行・殺害事件」に対して、5・20嘉手納基地ゲート前抗議行動、5・22キャンプ瑞慶覧ゲート前抗議行動に結集し、6・19「県民大会」を闘った。また、在沖米海兵隊による「県」道104号越え実弾砲撃演習の「本土」移転演習に対して、「負担軽減」のキャンペーンのもとに多くの勢力が容認・沈黙する中、沖縄で唯一、安保強化、演習強化というその攻撃性・反革命性を見ぬき、移転演習粉砕、海兵隊出撃阻止の闘いに、一貫して取り組んできた。さらに、2・11「建国記念の日」粉砕闘争、9・3「沖縄県総合防災訓練」粉砕闘争をやりぬいてきた。
日雇い労働運動をめぐっては、沖縄・首里日雇労働組合(沖日労)の仲間たちが、「1人の仲間の野垂れ死にも許さない」闘いとして、越年闘争をやりぬき、5月1日に「日雇いメーデー討論集会」を、8月14日には「暑気払い団結交流会」を開催し、11月27日の第2回沖日労定期大会の成功を実現した。沖縄大学をめぐっては、社会思想研究会が、新歓、大学祭を焦点に公開学習会を開催するなど、沖大生の組織化と沖大学生運動の再生に向けて闘ってきた。
こうした闘いの頂点的取り組みとして、6・15安保粉砕・政府打倒全国統一行動の一環として、6月15日にキャンプシュワブ・ゲートに進撃するデモを、そして10・21反帝―国際連帯全国統一行動の一環として、10月21日、那覇市内での集会と国際通りデモを、多くの闘う沖縄労働者・学生の結集をもってやりぬいた。
こうした闘いの地平の上に立ち、われわれは、この2017年、安保粉砕、基地解体、沖縄人民解放闘争の飛躍的前進を切り拓いていく。〈沖縄ソビエト樹立を不可欠の一環とする沖縄―日本「本土」を貫くソビエト権力樹立、プロレタリア解放―沖縄人民解放〉に向けて、猛然と進撃していく。
元米海兵隊員による女性殺害事件、オスプレイの名護市安部への墜落事故と6日後の飛行再開。宮古島、石垣島への陸上自衛隊「警備部隊」、「ミサイル部隊」の配備策動。高江ヘリパッド建設の強行と、「違法確認」訴訟をめぐる12・20最高裁判決を受けた名護新基地建設への新たな突撃。安倍政府による〈基地・沖縄〉の強化とその矛盾の沖縄労働者人民への押しつけに、沖縄労働者人民の怒りは沸点に達している。革労協沖縄委員会はその怒りの先頭で闘いぬく。
安倍政府は、2016年12月、高江ヘリパッド建設工事の「完成」を宣言し、名護市で北部訓練場の一部の「返還式典」までやって見せた。しかし、「工事完成」は真っ赤なウソだ。工事用道路を米軍の軍用道路に改修する工事はこれからだ。「G地区」と宇嘉川河口とを結ぶ海兵隊の「歩行訓練道」に至っては、「2017年夏まで工事を継続する」と沖縄防衛局自身が言い出す始末だ。闘いは続く。われわれは、高江ヘリパッド建設―供用を許さず、オスプレイの使用阻止、北部訓練場の全面撤去まで闘いぬく。
その力で、開始された名護新基地建設阻止決戦に猛然と進撃する。埋め立て工事を絶対に許さない。決戦勝利のカギは、労働者人民の最底辺からの決起と、これによる現地実力闘争の爆発に他ならない。決戦攻防の最前線に起ちつつ、こうした闘いの組織化を全力で推し進めていかねばならない。階級性を蒸発させた翁長尻押し運動を突破し、反戦・反基地闘争のあらゆる場面で、階級的利害を鮮明に突き出した荒々しい戦闘的革命的決起の組織化を推し進めていかねばならない。そのために、解放派潮流の拡大と飛躍は、不可欠だ。何より革労協沖縄委員会の強化は、死活的だ。沖縄の地で、革命党組織建設を強力にやりぬいていく。
青年労働者の反戦決起を断固として組織し、天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会を強化して、革命的反戦闘争の爆発を切り拓く。新歓、大学祭を焦点に、闘う沖大生の組織化と沖大学生運動の再生をやりぬき、沖縄における革命的学生運動の本格的台頭を切り拓く。沖日労の労働組合としての本格的推進とその拡大、強化を実現し、これを突破口に革命的労働運動の前進を切り拓く。「精神」「身体」「知的」の分断を突破した「障害者」の大衆的運動体として、「沖縄『障害者』解放をめざす会」(仮称)の結成を実現し、沖縄における「障害者」解放運動の大前進を切り拓く。
全国の同志諸君。同化主義反革命革マルをせん滅し、反共ファシストを撃滅し、名護新基地建設阻止決戦勝利、安保粉砕、安倍極右政府打倒、日米軍事基地解体、帝国主義軍隊解体、沖縄人民解放に向け、ともに闘おう。
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