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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

全国の同志の2017年の闘いへの決意(1210号14面)

 〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉をなしきるべく、革命的労働運動と革命的学生運動の飛躍を実現する

革労協関西地方委員会

 革労協関西地方委員会の2017年年頭の決意を明らかにする。

 2016年は、1月11日の関西電力・高浜原発再稼働阻止現地闘争から闘いを開始した。2015年12月24日の福井地裁による関西電力高浜原発3、4号機運転差し止め仮処分取り消し不当決定を受けて、関西電力は、2016年1月29日、2月26日に、高浜原発3、4号機の再稼働を強行してきた。われわれは、関西電力・高浜原発再稼働強行に対し、それぞれ再稼働阻止の現地闘争を貫徹した。また、3月21日と7月2日に、四国電力・伊方原発3号機再稼働現地闘争を闘い、8月12日の伊方原発3号機再稼働強行に対しても、現地闘争を貫徹してきた。核武装を狙う安倍極右政府は、原発の相次ぐ再稼働強行、新(増)設に踏み込んできている。釜ヶ崎、山谷などの少なからぬ日雇い労働者が原発下請け労働者として働き、被曝労働を強制されてきた。原発労働者、周辺労働者人民の被曝なしには存在しえない原発は、即刻廃止しなければならない。核武装のための日帝原子力政策は、ただちに葬り去らなければならない。われわれは、現地実力闘争を貫徹し、全国原発再稼働阻止の闘いの大爆発をかちとる。「核燃料サイクル」計画を粉砕する。日帝・安倍政府による改憲―核武装攻撃と対決し、反原発・反核燃闘争の大爆発をかちとる。

 革命的反戦闘争については、5月25日と五月26日、「伊勢志摩サミット」粉砕の現地闘争、10月22日、「近畿府県合同防災訓練」粉砕闘争を闘いぬき、北陸・関西・中四国の内戦勢力の総決起を実現すべく、安保粉砕・政府打倒全国統一行動と反帝―国際連帯全国統一行動を、それぞれ6月14日と10月22日に、大阪の地で闘いぬいた。この革命的反戦闘争の地平をさらに拡大し、中東反革命戦争粉砕、朝鮮反革命戦争粉砕、日米安保粉砕、安倍極右政府打倒を最先頭で闘いぬく。

 労働戦線においては、4月17日、「ノーモアJR尼崎事故、いのちと安全を守る集会」とデモが闘いぬかれ、釜ヶ崎では、「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」とともに、センターを拠点に労働相談―机出しを定例的に行ない、越年・越冬闘争、寄せ場春闘、5・1メーデー、夏祭りを焦点として闘いぬかれてきた。現在、釜ヶ崎では、「大阪維新の会」―大阪前市長・橋下が主導してきた「西成特区構想」のもとで「センター縮小・移転」攻撃がかけられている。日雇い労働者を排除し、釜ヶ崎を資本に売り渡す「西成特区構想」を、大阪府と大阪市に対する「仕事よこせ」の行政闘争の強化をも力にして、木っ端みじんに粉砕しなければならない。「日雇全協」グループとの競合に勝ちきり、釜ヶ崎―寄せ場労働運動のさらなる前進をかちとる決意である。2017年より、安倍の「働き方改革」と称する労働法制の大改悪攻撃が本格的に始まろうとしている。安倍極右政府の呼号する「長時間労働の是正」「同一労働同一賃金」なるスローガンは、実態は「過労死するまで働け」「『正規雇用』労働者に『非正規雇用』労働者並みの低賃金を」ということだ。今まで以上の労働者使い捨ての攻撃をかけようとしているのだ。「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」を先頭に、2017年は、もっとも矛盾の集中する「非正規雇用」労働者の争議との共闘を強化・拡大すると同時に、労働法制改悪攻撃粉砕の闘いの大爆発をかちとる。

 学生戦線をめぐっては、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を展開すべく、関西大学学生の組織化を闘ってきた。引き続き、関大を革命的学生運動の拠点として打ち固めるべく戦闘的・革命的関大生の組織化にむけて闘いぬく。

 「障害者」解放戦線においては、2月13日、大阪・釜ヶ崎で、「鈴木国男氏虐殺40ヵ年糾弾集会」が、かちとられている。7月26日、神奈川県相模原市の「障害者」施設・「津久井やまゆり園」において、入居する「障害者」19人の殺害、27人重軽傷という「大量殺傷事件」が、26歳の元職員によって引き起こされた。われわれは、「相模原事件」のような事態を二度と引き起こさないために全力で闘いぬく。安倍極右政府のもとで、戦時「障害者」差別―抹殺攻撃がますます強まっている。われわれは、〈自立と解放〉〈共闘・共生〉の原則の下、労働者の解放の実現を通しての「障害者」の解放を実現するために闘いぬく。全国「障害者」解放運動共闘会議(全「障」共)第3回大会の成功をかちとり、「障害者」解放闘争の革命的飛躍に向けて闘う。

 前大阪市長・橋下徹―「大阪維新の会」のもとで強まる「日の丸」「君が代」強制攻撃に対し、闘う教育労働者と連帯して闘ってきた。「『日の丸』『君が代』強制条例」撤廃をかちとるまで闘う。

 反共ファシスト・「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などによる在日朝鮮労働者人民への迫害―襲撃を防衛する展開を担ってきた。これからも反共・排外主義を満開にした反共ファシストの敵対を断じて許さず闘う。

 革労協関西地方委員会は、2016年の闘いの地平を発展させ、〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉をなしきるべく闘う。革命的労働運動と革命的学生運動の飛躍を実現するために、反戦青年委員会と全学連関西ブロックへの組織化を全力でやりぬく決意だ。組織壊滅型反革命弾圧を粉砕し、反革命革マルを解体・絶滅し、反共ファシストを撃滅し、政府打倒・国家権力解体へ向けて最先頭で闘う。



徳島大学の全国拠点化をなし遂げ、広島県反戦を拡大し、革命的労働運動の前進をかちとる

革労協中四国地方委員会

 2017年年頭にあたり、革労協中四国地方委員会の決意を明らかにする。

 「『イスラム国』壊滅」を叫びたてての米帝―帝国主義による中東反革命戦争の拡大・激化と対決する革命的反戦闘争と安倍の朝鮮反革命戦争突撃のなりふり構わぬ強攻撃を粉砕する闘いを全力で展開せねばならない。

 2016年、革労協中四国地方委員会は、日帝の中東反革命支配への参画強化を阻止すべく、7月10日に、海自呉基地からのソマリア沖派兵阻止を闘った。8月6日の広島反戦闘争で、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」をはじめとした反共ファシストの弱々しい敵対を一蹴しつつ、「安倍の『式典』出席阻止」「日帝の改憲―核武装攻撃粉砕」を掲げ、広島市内デモと8・6反戦集会の成功をかちとった。10月11日に、「広島県総合防災訓練」粉砕闘争、3月21日、7月2日、8月12日には、四国電力・伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働を阻止するべく現地闘争を闘いぬいた。

 学生戦線においては、徳島大学の全国拠点化を掲げ、戦闘的学生の組織化に向けて奮闘した。5月10日に、新聞会主催で新入生歓迎の学習会としてDVD・「養護学校はあかんねん!」の上映企画を行ない、12月1日にも、大学祭闘争として「障害者」解放企画を行なった。

 われわれは、2017年初頭からの階級攻防を最先頭で闘いぬく。安倍極右政府は、2016年3月の「安保法制関連法」施行後、11月20日に「駆け付け警護」と「宿営地の共同防衛」の新任務を付与した自衛隊南スーダン「国連平和維持活動」(PKO)派兵を強行するなど、朝鮮反革命戦争突撃を強めている。7月の参院選によって、衆・参ともに改憲勢力が3分の2を超えた今、安倍政府は改憲にむけて本格的に突進している。「共謀罪」を「テロ等準備罪」と名称を変更して導入する「組織犯罪処罰法」改悪案など、階級闘争撲滅のための弾圧法の成立が狙われている。これを断固として阻止すべく闘いぬく。反革命弾圧を打ち破り、決死決起する全世界労働者人民と連帯し、日帝足下から安倍極右政府打倒の革命的反戦闘争の大爆発をかちとる。沖縄・名護新基地建設阻止を闘う。中国電力は、島根原発2号機(島根県)の再稼働や、島根原発3号機(島根県)の運転開始と、上関原発(山口県)の建設を狙っている。これを阻止する。原発再稼働・新(増)設を何としても阻止する。全国労働組合運動交流会(全労交)の拡大、階級的革命的全国統一センター建設にむけ奮闘する。「正規」―「非正規」貫いた強固な団結を形成し、「本工」労働運動を突破する革命的労働運動の建設にむけて闘いぬく。「残業代ゼロ化法」案など労働法制改悪攻撃を粉砕する闘いに起ち上がり、中四国地域連合労働組合の前進をかちとる。徳大の全国拠点化を成しきるべく、戦闘的徳大生の革命的学生運動への組織化にむけて断固として闘いぬく。全国「障害者」解放運動共闘会議(全「障」共)とともに〈共闘・共生〉を強化し、労働者階級の解放の実現を通した「障害者」解放へ向け闘う。「障害者」と「健常者」の〈共闘・共生〉を破壊する「障害者総合支援法」「心神喪失者等医療観察法」を粉砕し、戦時「障害者」差別―抹殺に道を拓く「終末期医療における患者の意思尊重に関する法(尊厳死法)」案の成立阻止を闘う。

 同志中原虐殺報復40ヵ年決戦に起ち、全人民の敵=反革命革マルを解体・絶滅する。反朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)―反共・排外主義煽動を粉砕し、「在特会」など反共ファシストを撃滅する。

 〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉をかちとり、安倍極右政府打倒・日帝国家権力解体へ闘う。ソビエト権力樹立・労働者政府樹立へと進撃する。2017年の激闘を共に闘おう。