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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

10・15「共謀罪」新設阻止! 「特定秘密保護法」反対!
国会開会日行動が闘われる
(1078号8面)

 10月15日、午前8時30分から、「共謀罪」新設阻止! 「特定秘密保護法」反対!の国会前行動が「共謀罪新設反対! 国際共同署名運動」、「破防法・組対法に反対する共同行動」等の呼びかけで行なわれた。

 この日は、安倍極右政府が登場して以降、初めて開かれる、臨時国会の初日。「特定秘密保護法」案を巡る攻防が展開される中での国会前の座り込み、情宣活動となった。

 国会前を行き交う労働者・市民に「STOP! 安倍の暴走 つぶせ! 改憲 共謀罪も秘密保全法も盗聴法もいらない10・26集会・銀座デモ」のビラを配布しながら、「『共謀罪』新設を阻止しよう」「『秘密保護法』案を許すな」「『盗聴法』改悪を許すな」とマイクで呼びかけた。

 昼12時からは、昼集会が開催された。最初に国会に向けてシュプレヒコールをあげる。「『共謀罪』新設を阻止するぞ!」「『秘密保護法』案絶対反対!」「『国家安全保障会議』を許さないぞ!」「NSC設置を許さないぞ!」「戦争への道を許さないぞ!」「『カンパ禁止法』の大改悪を阻止するぞ!」「すべての治安立法を阻止するぞ!」「戦争と治安管理国家化阻止!」「改憲攻撃阻止!」「『集団的自衛権行使』を許さないぞ!」。

 力強いシュプレヒコールのあと、「破防法・組対法に反対する共同行動」の事務局から提起を受ける。「今日から12月6日まで臨時国会。治安法案が次々と上程される。『特定秘密保護法』案、『国家安全保障会議設置法(日本版NSC法)』案、これとセットでの『内閣情報局』の新設、『自衛隊法』改悪、『カンパ禁止法』の改悪、そして産経新聞に『五輪テロ警戒 共謀罪再提出を検討』なる煽動記事を出させ、『共謀罪』の4度目の提出が狙われている。来年春の国会での『盗聴法』の改悪まで公言している。このような治安法ラッシュは政治・経済危機の進行の中で労働者民衆に犠牲を押しつけつつ、力を背景に経済権益を確保するための『戦争と治安管理国家』づくり―労働者民衆への弾圧体制づくりに他ならない。『秘密保護法』案反対、『共謀罪』新設阻止にむけ、仲間と共に、街頭で訴える闘いを展開していく。来週から来春にかけて闘いを展開していきたい。10月26日、集会とデモを予定している。多くの皆さんの結集を訴える」。

 続いて、集会参加者から発言を受ける。
 市民活動家でフリー・ジャーナリストの仲間、「ふくしま集団疎開裁判の会」で闘っている仲間、争議団連絡会議、出版関連労組交流会議から、それぞれ発言を受けた。締めくくりに司会から10・26集会・デモへの参加が呼びかけられ、最後に国会にむけ、シュプレヒコールをとどろかせ、昼集会を終了していった。