3月6日、米海兵隊・岩国基地(山口県岩国市)を拠点に、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの低空飛行訓練が強行された。日本「本土」では初めてのことだ。反戦・全学連の部隊は、怒りの阻止闘争に決起した。
昨年10月に沖縄・普天間基地に配備されたオスプレイは、市街地上空ではプロペラを真上に向ける「ヘリモード」では飛ばないなどの「日米合意」を初めから反古にして、重低音を轟かせながら、我が物顔で沖縄の地を蹂躙している。これが、世界中いたるところに出撃し、戦火を拡大し、殺戮をくり返している米軍の姿だ。だからこそ沖縄労働者人民は、オスプレイ配備阻止に実力で起ち上がり、そして今も「オスプレイを撤去しろ」「戦争のための基地はどこにも要らない」という闘いを続けているのだ。こうした沖縄労働者人民の闘いに断固として結びつき、〈基地・沖縄〉の再編強化粉砕、日米安保粉砕をかけた闘いとして、日本「本土」での飛行訓練を阻止していかねばならない。日帝・防衛省が唱える「沖縄の負担軽減」のための「飛行訓練の本土分散」論は、オスプレイの普天間配備の既成事実化とその作戦能力の向上、そして日米安保の強化のための汚い欺瞞だ。
3月6日午前9時、反戦・全学連の青ヘルメットの部隊は、岩国基地ゲート前に登場した。岩国基地に通じるあらゆる路地にはガードマンが配置されている。「オスプレイの低空飛行訓練阻止」「日米安保粉砕」「岩国基地解体」。ゲート前での突然の部隊の登場と断固たるシュプレヒコールに、ゲート防備の米兵歩哨どもはあわてふためき、なすすべもない。右往左往する米兵を尻目に、さらなるシュプレヒコールを叩きつける。「朝鮮反革命戦争粉砕」「沖縄労働者人民と連帯して闘うぞ」。部隊は、米兵の敵対をものともせず、国家権力の介入―弾圧を一切許さず、思う存分に怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、この日の闘いをやりぬいた。
今回の低空飛行訓練は、6日から8日までの3日間にわたり、普天間基地に配備された12機のうち、3機が参加して行なわれた。米軍は全国における飛行訓練として、7つの飛行ルートを設定しているが、今回は四国から紀伊半島にかけての「オレンジルート」が使われた。米軍は訓練の日程について、2月28日になってはじめて、日帝・防衛省に伝えたという。しかも、訓練前日の5日夕方になって、突然、九州を訓練コースとする「イエロールート」からの変更を伝えたという。昼間は500フィート(約150メートル)、夜間は1000フィートの低空で飛行をくり返すという危険きわまりないものだ。6日午後に普天間基地を飛び立ったオスプレイは、そのまま「オレンジルート」での訓練を強行し、午後四時近くに岩国基地に降り立った。翌7日には、初の夜間低空飛行訓練も行なっている。
米軍の好き放題を許さず、日米安保粉砕、日米帝国主義軍隊解体、基地解体の闘いをさらに強力に推し進めていかなければならない。「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)脅威」「中国脅威」を煽り、反共・排外主義を満開させ、改憲をも射程に入れ、朝鮮反革命戦争に突き進む安倍極右政府は、今夏におけるオスプレイ12機の普天間への追加配備を進めるばかりか、自衛隊へのオスプレイ導入をも目論んでいる。これらを許さず、沖縄―日本「本土」を貫き、反戦・反基地・反安保を闘う労働者人民の先頭で、革命的反戦闘争の大爆発を切り拓こう。
3月6日、米海兵隊・岩国基地(山口県岩国市)を拠点に、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの低空飛行訓練が強行された。日本「本土」では初めてのことだ。反戦・全学連の部隊は、怒りの阻止闘争に決起した。
昨年10月に沖縄・普天間基地に配備されたオスプレイは、市街地上空ではプロペラを真上に向ける「ヘリモード」では飛ばないなどの「日米合意」を初めから反古にして、重低音を轟かせながら、我が物顔で沖縄の地を蹂躙している。これが、世界中いたるところに出撃し、戦火を拡大し、殺戮をくり返している米軍の姿だ。だからこそ沖縄労働者人民は、オスプレイ配備阻止に実力で起ち上がり、そして今も「オスプレイを撤去しろ」「戦争のための基地はどこにも要らない」という闘いを続けているのだ。こうした沖縄労働者人民の闘いに断固として結びつき、〈基地・沖縄〉の再編強化粉砕、日米安保粉砕をかけた闘いとして、日本「本土」での飛行訓練を阻止していかねばならない。日帝・防衛省が唱える「沖縄の負担軽減」のための「飛行訓練の本土分散」論は、オスプレイの普天間配備の既成事実化とその作戦能力の向上、そして日米安保の強化のための汚い欺瞞だ。
3月6日午前9時、反戦・全学連の青ヘルメットの部隊は、岩国基地ゲート前に登場した。岩国基地に通じるあらゆる路地にはガードマンが配置されている。「オスプレイの低空飛行訓練阻止」「日米安保粉砕」「岩国基地解体」。ゲート前での突然の部隊の登場と断固たるシュプレヒコールに、ゲート防備の米兵歩哨どもはあわてふためき、なすすべもない。右往左往する米兵を尻目に、さらなるシュプレヒコールを叩きつける。「朝鮮反革命戦争粉砕」「沖縄労働者人民と連帯して闘うぞ」。部隊は、米兵の敵対をものともせず、国家権力の介入―弾圧を一切許さず、思う存分に怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、この日の闘いをやりぬいた。
今回の低空飛行訓練は、6日から八日までの3日間にわたり、普天間基地に配備された12機のうち、3機が参加して行なわれた。米軍は全国における飛行訓練として、7つの飛行ルートを設定しているが、今回は四国から紀伊半島にかけての「オレンジルート」が使われた。米軍は訓練の日程について、2月28日になってはじめて、日帝・防衛省に伝えたという。しかも、訓練前日の5日夕方になって、突然、九州を訓練コースとする「イエロールート」からの変更を伝えたという。昼間は500フィート(約150メートル)、夜間は1000フィートの低空で飛行をくり返すという危険きわまりないものだ。6日午後に普天間基地を飛び立ったオスプレイは、そのまま「オレンジルート」での訓練を強行し、午後4時近くに岩国基地に降り立った。翌7日には、初の夜間低空飛行訓練も行なっている。
米軍の好き放題を許さず、日米安保粉砕、日米帝国主義軍隊解体、基地解体の闘いをさらに強力に推し進めていかなければならない。「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)脅威」「中国脅威」を煽り、反共・排外主義を満開させ、改憲をも射程に入れ、朝鮮反革命戦争に突き進む安倍極右政府は、今夏におけるオスプレイ12機の普天間への追加配備を進めるばかりか、自衛隊へのオスプレイ導入をも目論んでいる。これらを許さず、沖縄―日本「本土」を貫き、反戦・反基地・反安保を闘う労働者人民の先頭で、革命的反戦闘争の大爆発を切り拓こう。
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