版画教室  ■主なカリキュラム 
 1)木版画の知識  教材の版木の版下で試し彫り、摺りを実際に行い、木版画を体験します
■学習 木版画の概要を知る。版画と絵画 表現の違いについて
 2)下絵の作り方  下絵の作り方では、スケッチや写真から描きたいイメージを探り、木版画にしやすい
下絵(版下)を作成し、版木にトレースします 版木に直接 下絵を転写 / 墨入れ 
・簡単なものから複雑なものへと順を追って制作、各種の表現技法を学びます
■学習 下絵の考え方, 転写の仕方、見当の作り方 構図、遠近法
 3)基本の彫り、摺り

  湿しの学習
 「彫り」「試し刷り」「本刷り」「彫り」「摺り」一連の流れを体験し・
彫刻刀の持ち方や版の作り方、紙の扱いなど基礎から丁寧に指導します
どの刀で彫るのが、その部分の表現にあっているか?を考えてみます
■学習 ・板ぼかし ・彫り例 ぼかし、ゴマ摺り、摺り重ね 空摺り表現 
 4)一版単色刷り

5)白と黒の表現
 簡単なものから複雑なものへと順を追って制作各種の表現技法を学びます
一版単色刷りの作品から始めます  見当を付けておくこと。
下絵を黒単色の版、またグレースケールの2、3階調にして線や面をを整理します 
■学習 陰刻と陽刻,の彫り方 いろいろな深みのある表現作ります
 彫り, 摺り道具の使い方 彫る順序などを習得します
 6)二版の表現  一枚の下絵から、二枚の版木へ部分ごとに分けて転写します。二版を摺り重ねて
現れる思いがけない色を楽しみます。 色の重なりや独特の効果
木版凹版、コラグラフ技法による制作にも挑戦します
■学習  構図、色彩、遠近法の勉強 刷毛ぼかしなどの高度な技術を会得します
 7)主版法  主版法は、浮世絵木版画で行われてきた版分解の方法です。
日本で発達した技法を体験し、多色摺りにどのように応用できるかを考えます。
■学習 主版法, キワ彫り, 一文字ぼかし
 8)多色摺り  シアン(青) マゼンダ(赤)イエロー(黄)ブラック(黒)の4色を摺り重ねる
組み合わせによって様々な色を表現することができます。
4色4版で多色刷り版画の色彩の豊かさと奥深さを体験します
■学習 3原色+黒による色彩展開, 原色と調色の2パターンを制作し、観察します
 9)多色木版画の制作  刀の味を生かして/手彩色 摺り体験  木版画手彩色  木版画白黒
手彩色 / 表手彩と裏手彩
■学習 浮世絵の摸刻
 10)自由制作

11)展覧会作品制作
 カリキュラムで学んだことをふまえ、自由に木版画を制作します。
展覧会用、公募展用の大型版画に挑戦します
版画特有の摺りの技法を学びます 
■学習 自分の創作で下絵から版分、彫り、摺り、仕上げ 額装まで制作します
 12)その他の版画  銅版画、ドライポイントなどの体験
作品鑑賞会や見学会を通して、木版画の知識を広く習得します
 

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