それでは、香登教会の主だった所を写真と共に紹介します |
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まず、教会正面に今回の大改修で、以前から要望のあった車イスでも楽に昇降できるように「手すり」と「スロープ」が新設されました |
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昭和の頃にもあった、自転車・原付バイク等の駐輪場が、現代風の透明屋根付き車庫に進化しました |
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この礼拝堂は、「古きを活かし」の言葉どおり、旧礼拝堂のカタチを残し、現代の技術を加えた状態になっております。 例えば…吊り下げ式の直管型蛍光灯だったのが、モダンな照明に変ったり、開け閉めの難しかった窓がサッシに変ったり…
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礼拝堂の天井も結構高いですよ。 |
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四季折々の花も飾られてます |
定方大塊「聖地オリーブ山」 1882年
真庭市久世町に生まれる。苦学精励して巨勢小石に入門、日本画で基督を描くことに生涯を費やす。昭和20年東京で空襲被災。関学時代からの武用家の友情で香登に定住する。フランス・サロンドトンヌ美術展入選ほか。 |
向かって左側の壁に飾られてる絵画は【聖地オリーブ山】です
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向かって右側の壁に飾られている絵画は【イエス・キリスト像】です
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クリスマスの時季になると、この壇上脇にある小窓から、昔はサンタクロースが出てきたりしてました。 |
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礼拝堂の西側にある小部屋も、チョットした打ち合わせなどに便利です。 この礼拝堂に使われてる長椅子は、大改装前と同じ物を使用してます。前の席の背もたれ部分に、聖書や賛美歌等が置けます。 昔は、Lの字金具の付いた簡易テーブルを取り付けて食事も出来ました。 |
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礼拝堂から2階の和室を見た様子。
昔の昭和時代の悪ガキは、格子の隙間からよく飛び降りて遊んでましたが、現在は"危険"な為に、安全対策として透明の板が張られています。 |
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【礼拝堂2階洋間】
礼拝堂2階の一室。ココは大改装前と変らず、高校生科などが使用しています。しいて言えば……窓がサッシになって、テーブルやイスが現代風になった……のが変った点でしょうか。
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礼拝堂の2階には、大改装前と同じ和室(畳の間)が2部屋あります。手前(西側)が6畳間、奥(東側)が10畳間です。 |
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コチラが礼拝堂2階にある和室の10畳間です。奥側手は6畳間です。
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2階和室から礼拝堂はこんな感じで見えます
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礼拝堂横の階段を上がってスグ脇にあるのが、「授乳室」&「シャワー室」です。扉を開けると……下段に続きます。 |
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【左】シャワー室、【右】授乳室
香登修養会の時など宿泊者はシャワー室を利用できます。
※入口左脇壁面の斜めに長く延びた手すり状の物は、礼拝堂の冷房のダクトなので、手すりの様に扱うと危ないです!! |
いよいよ新ホールの紹介になります! |
最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519) Leonardo da
Vinci 1495-98年 テンペラ(壁画) サンタ・マリーア・デッレ・グラーツィェ修道院 食堂、ミラノ、イタリア Courtesy
of the Ministry of Cultural Affairs of Italy |
新ホールの玄関を入って右手壁面(北)に飾られているのが、この壁画です
「最後の晩餐の」記事は、新約聖書の四福音書のすべてに記されている。マタイによる福音書26章17節〜25節、マルコによる福音書14章12節〜21節、ルカによる福音書22章7節〜14節、21節〜23節、ヨハネによる福音書13章21節〜30節。これらの聖書箇所のすべてに、「あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」との厳粛な主イエスの言葉が記述されている。レオナルドはこの主イエスの言葉に驚く弟子達の瞬間の動作をとらえてこの作品のモチーフとした。
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新ホール1階玄関の左奥(南)には、エレベータも備えられており、車イスでも2階の新ホールに行き来できます。 |
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もちろん2階新ホール脇には、車イスでも利用できるように設計されたお手洗いも備えられています。 |
題名「祈り」
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2階への階段若しくはエレベーターを上がると、新ホールの入口に巨大な「備前焼壁面レリーフ」が飾られています。
『作者のことば』 右上部にキリスト教の真髄である十字架を真っ白な土で焼き上げ配置し、神の栄光が燦々と降りそそぐ霊の世界を変わり波紋模様で表現しました。
左下部には教会のチャペルを配し、それを中心に信仰(信者)の輪がどんどん広がっていくイメージで、この世界(私たちが実際に生きている世界)を表現しました。
中央はお祈りのときの指の形を抽象化したもので、「祈り」をキリスト者の中心的な行為の一つとしてとらえ、その行為が霊の世界と、この世界(私たちが実際に生きている世界)を結びつけていくことを願って中央に配置しました。
このレリーフから神、信仰、祈り、愛を読み取っていただければこの上ない幸いです。
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備前焼壁面レリーフ横にある題名 |
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新ホールの入口から見渡した図(広角レンズではないカメラの画像を合成しています)
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新ホールの斜め前から後方を見渡した図(広角レンズではないカメラの画像を無理矢理繋げました)
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天井もかなり高いので、広々とした空間も自慢です。この画像で天井の高さ(空間)が巧く伝わったでしょうか? |
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礼拝堂で使用している従来の長椅子とは異なり、新ホールのイスは現代風のデザインの物を採用しています。 |
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【ナルド】と呼ばれる部屋
"ナルド"の語源は、ヒマラヤ山脈(インド、ネパール)に自生する甘松香(カンショウコウ)とか、スパイクナードとか、ナルデという名で呼ばれている植物の根から抽出した精油で、古代では高価な香油であった。 《学名:Nardostachys jatamansi 科名:オミナエシ科》 現在では、アロマテラピーにも使用されているポピュラーなものなので、取り寄せることも出来るようです
ヨハネによる福音書第12章3節 「その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり……」
マルコによる福音書第14章3節 「非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて……」 |
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【ゴスペルホール1階多目的ホール(オリーブ・ヒソプ)】 上の「ナルド」に隣接してあるのが、この一角。簡易間仕切りを取り外せば、ナルドと一体になり大きな空間が出来ます。大きな結婚式の披露宴にも使われたりします。
左の写真をクリックすると拡大画像がご覧になれます【サイズ1024×349、容量79.5KB】 |
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【厨房】 ここで香登修養会、クリスマスなどのイベントの食事が調理されます。 子供の頃に食べた定番と言えば…「カレーライス」「ばら寿司」でしょうか?
《左上》高火力のレンジ 《右上》中央には配膳しやすい大きな台 《左下》巨大な冷蔵庫 《右下》食器消毒保管機 |
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【ゴスペルホール1階「ピロティ」】 ちょっと外の空気を吸ってみたくなったら、このテラスです。雨天時や冬季以外は開放感溢れる憩いの空間です。
※『ピロティ』とは、"杭(くい)という意味で、建物の二階以上に室を設け、一階は柱を残して吹きさらしにしておく建築様式。また、その脚のような柱のこと。
左の写真をクリックすると拡大画像がご覧になれます【サイズ1024×768、容量77.9KB】 |
以上で香登教会の内部をグルッと紹介完了です。もっと詳しくお知りになりたい方は、是非、見学にいらして下さい。 |