受験資格を得るにはどうしたらよいのか?
安全衛生技術試験協会のホームページを読んでみたのですけど、今ひとつ分かりません…。
この中で、「ボイラー実技講習を終了した者」の記述があります。
色々と検索したところ、「ボイラー実技講習」は、日本ボイラー協会が主催しているようです。
この講習を受講することで、ボイラー技士の試験を受験できるようになるとのこと。
ということで、東京支部へ電話したところ「ボイラー実技講習」の申込書を郵送してくれました。
申込書やその郵送料はタダだったのですけど、講習自体は\18,000、さらにテキスト2冊で\2,200が必要となりました。タカい!
2003年11月25日(火)〜26日(水)は学科、さらに30日(日)には実際にボイラーを使った実習が行われるとのこと。
9:00〜17:00 3日間ミッチリと組まれているので、期待して参加したのですが…。
二日間の学科については思い出したくない程、ヒドイものでした。
ビルの地下室でボイラー保守担当をしていたと言うジジイが出てきて、下らない話を延々と…。
(ボイラー協会への苦言、身の上話、政治家への不満、役に立たない試験対策、ごく僅かにボイラーの話)
一日目と二日目で講師が違うのですけど、どちらもつまらん話に高額な講習料を払わされて、騙されたも同然です。
実習は場所を移して、実際にボイラーの操作を見る、とのことでしたけど、、、。
これまた講義が中心で、本物のボイラーを見たのは僅かに1時間ほど。
でも、この日の講師は、前二日のお粗末な講義を挽回してくれる丁寧で適切な内容を提供してくれました。
ボイラー協会と、講師のジジイの私腹を肥やしているとしか思えないボイラー実技講習でした。
それと、強制的に購入させられたテキストと図鑑は、三日間の講習では使いましたけど、実際の試験対策には何ら役に立たない代物だそうです(ジジイが言ってました)。
正直言って、「ボイラー実技講習」は、最後の一日だけで充分な気がしました。
この講習を受けることで、上記の修了証(左は正本、右は写し)をもらえます。
この修了証の写しを受験申請書に添付する必要があるのです。
社団法人って、厚生労働省・労働基準局の天下りの為に存在し、ついでに金儲けの事しか考えていないようです。