更新日 1999年05月07日


<関わるクルマ紹介−ファイル04>


スズキ アルト ワークス RS/R





<カタログ主要スペック>

車名 スズキ アルトワークス
グレード RS/R
型式 E−CM11V
エンジン型式 F5B
エンジン種類・排気量 EPI DOHC 直列3気筒 547cc インタークーラーターボ
最大出力・最大トルク 64ps/7500rpm 7.8kg・m/4000rpm 
全長x全幅x全高 3195mm x 1395mm x 1400mm 
車体重量 660kg
駆動方式 4WD
トランスミッション 5速マニュアルミッション
フロントサスペンション ストラットサスペンション
リアサスペンション トレーリングリンク
主要装備 ・パワーステアリング 
  エアコンはあることにはあるが・・・
標準タイヤサイズ 155-65-13
標準小売価格 1,098,000円



<概要>


 軽自動車は数年ごとに規格改正がされるが、このアルトワークスは昭和63年9月にフルモデルチェンジされた550cc版で、平成元年には軽自動車の規格が660ccにフルモデルチェンジされるまでの短い間に生産されたグレードである。
 もっとも、「ワークス」というグレードはアルトのホットバージョンとして現在もラインナップされている。
 それまでの軽自動車は「安い」「手軽」というイメージの反面、エンジンパワーの不足により「遅い」というイメージが強かったが、昭和62年、ダイハツが世に送り出した「ミラ・ターボTR−XX」の登場により、軽自動車メーカーは「軽スポーツ」を真剣に考えるようになり、ミラターボの対抗策として、スズキはアルトのフルモデルチェンジを機に「ワークス・シリーズ」を登場させた。
 アルトワークスは全車ターボエンジンを搭載し、外観もアルトとは異なる丸型ヘッドライトを採用したスポーティー色の強いボディとし、その中でトップグレードにあたる「RS/R」にはEPI(インジェクション)DOHCターボ+フルタイム4WDとした。
 このワークスの搭載したエンジン出力は64psであったが、このことが、後に「メーカーの自主規制/軽自動車の最大出力は64psとする」を作るきっかけとなった。
 発売当時は「リトルレーサー」として、ミラターボTR−XXとともに、若者に指示され、けっこうな人気車であった。





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