作成日 2006年01月22日
更新日 2006年03月11日


<関わるクルマ紹介−ファイル25>


私情インプレッション

日産 シルビア Q’s (5MT)




<実車主要スペック>

年式 平成3年
ボディーカラー パールホワイト/ゴールド ツートン
メーカープション なし
足回り ・ショックアブソーバ クスコ車高調
その他 ・マフラー変更(アペックス)
・エアクリーナー変更(アペックス)
・純正15インチアルミホイール
用途 いきおいで引き取ったクルマ(使用する予定無し)
燃費 不明



<個人的な概要>


 会社の同僚クンが新車購入するというので引き取ったクルマ。
 別に欲しかったわけではないが、なりゆきでこうなったため、基本的になにかに使う予定は無し。
 (ヤフオクあたりで売却する前提で買い取りました)


<私情インプレッション>


・走りに関して

 5ナンバーFRということもあり、運転という意味での走行性能は素直でドライブしていて楽しい部類に入る。
 クスコの車高調が入っていることもあり、キビキビと動いてくれるだけでなく、破綻するような怖さもなく、安定した走りをする。
 エンジンは2000ccのノンターボなのでターボ付きのような絶対パワーはないものの、さほど非力感を感じるわけでもない。ただ、気持ち良く回るエンジ ンかといわれるとそうでもないし、頑張って走るとパワー不足を感じる部分もある。
 悪い点があるわけではないが、S13よりずっと後の1600ccNAコンパクトスポーツと比べてしまうとさすがに遜色があるが、ただ、年代が違うので当 たり前といえば当たり前。
 (やっぱりターボ版のK’sのエンジンが元気な分、Q’sではエンジンに不満が出てしまう。が、決して悪いクルマではないです)

・内外装


 「アート・フォース・シルビア」というキャッチコピーはダテではなく、発売当初、絶賛されただけあって、今見てもそれほど古さは感じない。
 内装も外装に負けないくらいスポーティーとスペシャリティーを両立しているので、今乗っても不満は少ないと思う。
 (人によっては今時のRVの内装よりずっと好感が持てると思う)
 ただし、当たり前であるが、室内は狭い。リアシートはあくまで緊急時のシート。といった感じ。ただ、この狭さは、スポーティーやスペシャリティーの演出 に一役買っている。と考えればプラスだとも思えるくらい、完成度は高い。


<個人評価>



 とりあえず引き取っただけで、この先、このクルマをどうこうする予定はない(3月くらいには売りっぱらう予定)のだが、それでも、たまに乗ってみると、 当時、絶大な人気を得たのがわかるクルマである。
 ここ数年、シルビアといえば「走り屋ご用達」のFR改造ベース車のイメージが強く、このクルマを中古で購入する人の多くはドリフト用あるいは走行会用を 目的としているようであるが、発売当初は、プレリュードの対抗馬としてデビューした「2ドアスペシャリティークーペ」であることを忘れちゃいけないような 気がする。
 実際、ターボモデルのK’sよりもノンターボのQ’sのほうが売れていたくらいで、そのとき新車購入していたほとんどの人々は「走り屋御用達なクルマ」 だと思っていなかったわけで。
 今となっては、ノンターボのQ’sは、所有する目的が定まらず、中途半端なイメージがあるものの、コンパクトFRとしての素性は悪くないので、走りを頑 張る最初の一歩としても悪くないかもしれない。
 (が・・・・ やっぱり、魅力は価格だけかな。LSDとかちゃんと入っているK’sとかを購入したほうが結果的に安く長く乗れるような気もするし)

<2006年03月11日 更新>

 いらないクルマなのでヤフオクに出展していたが、本日、無事、売却できた。



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