更新日 1999年09月20日


<関わるクルマ紹介−ファイル03>


日産 パルサーGTI−R (RNN14)






<カタログ主要スペック>

車名 日産 パルサー
グレード GTI−R
型式 E−RNN14
エンジン型式 SR20DET
エンジン種類・排気量 DOHC 直列4気筒 1998cc
最大出力・最大トルク 230ps/6000rpm 29.0kg・m/4800rpm 
全長x全幅x全高 3975mm x 1690mm x 1400mm 
車体重量 1230kg
駆動方式 4WD
トランスミッション 5速マニュアル
フロントサスペンション ストラットサスペンション
リアサスペンション ストラットサスペンション
主要装備 ・4輪ABS
・フロント、リア、センター ビスカスLSD など
  ・普通についてる
標準タイヤサイズ 195−55−14
標準小売価格 2,341,000円




<概要>


 平成2年にフルモデルチェンジしたパルサーのホットバージョンとしてデビューしたスポーティーハッチバック。
 もともと1600ccエンジン搭載の小型車であるパルサーに2000ccDOHCターボエンジン(SR20DET)を搭載し、駆動方式はアテーサシステムの4輪駆動を採用、小型軽量ボディーに230psのエンジンを搭載したこのクルマの本当の目的はWRC(世界ラリー選手権)のためのホロモゲーション取得であった。
 このため、GTI−RはWRCカーそのままに、大型のリアスポイラー、大型のエアスクープを設置し、スパルタンなスタイルとなった。

 また、GTI−RはWRCだけではなく、国内ラリー、ダートトライアルなどの競技車両としての役割も持ち、GTI−Rのラリーベース車としてクロスミッションとオイルクーラーを装着し、装備を簡略された「R」も同時に販売された。

 デビュー当時はWRCでの活躍(?)などからファンも多く、スパルタンなスポーツ4WDとして人気があったが、後に登場する他メーカーの強力な4WDマシンの前には色褪せてしまう結果となる。
 結局、ベースモデルであるN14型パルサーがフルモデルチェンジした平成7年に、生産終了となった。 





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