更新日 2008年03月31日


<関わるクルマ紹介−ファイル30>


マツダ アンフィニMS−6 TYPE−F 4WD (ガソリン)







<カタログ主要スペック>

車名 マツダ アンフィニ MS−6
グレード Type−F 4WD (ガソリン)
型式 E-GESP
エンジン型式 FS-DE
エンジン種類・排気量 DOHC 直列4気筒 1991cc
最大出力・最大トルク 125ps/5500rpm 17.6kg・m/4500rpm 
全長x全幅x全高 4695mm x 1770mm x 1410mm 
車体重量 1320kg
駆動方式 4WD
トランスミッション 4速AT
フロントサスペンション ストラット
リアサスペンション ストラット
主要装備 パワーステアリング
パワーウインドウ
電動リモコンミラー
エアコン
カーステレオ
集中ドアロック

ABS
フォグランプ など
標準タイヤサイズ 185−70−14
標準小売価格 2,199,000円


<概要> 

 平成3年にマツダが多チャンネル制(マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザムなど)の販売網を展開した販売チャンネルの一つ、アンフィニ店からデビューされたミドルサイズのハッチバック。

 それまでのカペラの後継車にあたる「クロノス兄弟」の一車種であり、その兄弟車はクロノス、アンフィニMS−6、フォードテルスターTX5、ユーノス500、オートザム・クレフ、マツダMX−6、フォードプローブ(2代目)の7車種がある。
 
 当時の時勢に沿うため、兄弟車のほとんどを3ナンバー化し、エンジンは1.8L、2.0L、2.5Lをラインナップしたが、全てのモデルにおいて販売台数は低迷し、主力車種であるマツダ店のクロノスですら、その存在を知らない人が多かった。

 アンフィニMS−6は、クロノス(4ドアセダン)の4ドアハッチバック版にあたる車種で、低く抑えた車高と、ハッチバックでありながらテールまで流れるような曲線を持たせるなど、デザイン的に悪くないものの、その販売台数は惨敗といわざるを得ないほど散々なものであった。

 マイナーチェンジで従来のFFモデルだけでなく4WDモデルを追加投入するなどのテコ入れをしたものの、販売台数はモデル消滅までまったく伸びることはなかった。

 結局、販売チャンネルの再編成(多チャンネル化の撤廃)を待つことなく、平成6年にはモデル消滅した。

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