更新日 2000年05月14日


<関わるクルマ紹介−ファイル11>


フォルクスワーゲン ゴルフGLi (V型)







<カタログ主要スペック>

車名 フォルクスワーゲン ゴルフ
グレード GLi (4速AT 右ハンドル)
型式 E−1H2E
エンジン型式 2E
エンジン種類・排気量 SOHC 直列4気筒 1984cc
最大出力・最大トルク 115ps/5400rpm 16.6kg・m/3200rpm 
全長x全幅x全高 4020mm x 1695mm x 1420mm 
車体重量 1120kg
駆動方式 FF
トランスミッション 4速オートマチック
フロントサスペンション マクファーソンストラット/ロアウィッシュボーン
リアサスペンション トーションビーム付きトレーリングアーム
主要装備 パワーステアリング
パワーウインフォウ
電動リモコンミラー
カーエアコン
カーステレオ
電動格納式アンテナ
集中ドアロック
  ↑(早い話、フツーの装備)
標準タイヤサイズ 185−60−14
標準小売価格 2,750,000円



<概要>


 ドイツ・フォルクスワーゲン社の水冷エンジン搭載FFハッチバック「ゴルフ」の3代目。
 日本国内では92年(平成4年)に発売が開始され、98年(平成10年)の4代目が発売されるまでの6年間販売された。

 ゴルフは小型ハッチバックとして世界中で販売されており、その真面目なコンポーネントは小型車のスタンダートとして、世界中の自動車メーカーの見本とされている(と言われている)クルマである。
 ゴルフの搭載するエンジンは1.4リットルガソリンエンジンから2.9リットルガソジン、ディーゼルエンジンなど、多数のラインナップを揃えているが、日本国内ではガソリンエンジン4種類、ディーゼルエンジン1種類を持つモデルが正規輸入されていた。
 国内版のグレードは1.8リットルSOHCエンジンを搭載する「CLi」が2ドア、4ドアの2種類。2.0リットルSOHCエンジンを搭載する「GLi」が4ドアで1種類。2.0リットルDOHCエンジンを搭載する「GTI」が4ドアで1種類。そして、V6−2.8リットルエンジンを搭載する「VR6」が4ドアで1種類。ディーゼルエンジンでは1.9リットルエンジンの4ドアで1種類。あと、GLiをベースにしたオープンボディの「カブリオレ」が1種類など、国産車並みの多彩なラインナップを揃えていた。

 ドイツ車らしく堅実で真面目な作りをしており、小型大衆車としてもっとも不満の少ないクルマであるが、日本国内で購入する場合、割高な価格設定であることが残念でならない反面、その割高なプライスタグがゴルフの知名度を作っていることも事実であり、本来のライバルであるジビックやパルサー、ミラージュなどの国産車とは一線を画す存在である。
 また、アウトバーンを持つドイツらしいフニャフニャ感の少ない足回りを持つため、乗り心地は固めであるが、そのぶん、しっかり感が適切に表現されている。

 現在はゴルフVから新型のゴルフWにフルモデルチェンジしているが、販売台数も多く、現在でも見かけることの多いクルマである。




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