更新日 2012年04月01日


<関わるクルマ紹介−ファイル36>


私情インプレッション

日産フィガロ




<実車主要スペック>

年式 平3年
ボディーカラー ラピスグレイ
メーカープション なし
オーディオ ・純正カセット&FM/AMチューナー
ホイール・タイヤ ノーマル
使用オイル フツー
用途 エンジンのコンピュータチューン用車両
燃費 普通乗りで12km/リットルくらい?



<個人的な概要>


 マーチスーパーターボ用のエンジン「MA09ERT」のコンピュータチューン(ROMチューン)が軌道に乗ったため、次回作として「MA1OET」のROMチューンをするために購入。
 そういうわけで、通勤とかそういうのに使わず、もっぱらROMチューンのための試走を繰り返して、ROMのセットアップをしたわけですが、どうにも納得のいくものができずに断念。

 というわけで、地元のクルマのお仲間さんのMaki君に譲渡。
 現在、MA09ERTエンジンに載せ換えて、「フィフガロ・スーパーターボ」へと生まれ変わりました。

<私情インプレッション>


 MA10ETのROMチューン用とはいえ、試走もかなりしましたし、普段乗りとしても結構使いました。
 外装はともかく、中身は初代マーチターボのオートマなので、よく知ったクルマなわけですが、内外装は「よくまあここまで変えたものだな」と関心するばかりです。

 趣味的な部分は人の好みだと思うわけですが、オープンカーの一歩手前・・・ルーフトップといったほうがしっくりくるのですが、オープンカーのような開放感はないものの、手軽にルーフを開けられるという点では、オープンカーよりこっちのほうがいいかも?と思うことも結構ありました。

 実際、ルーフを開けたときの開放感は結構良くて、でも風がたくさん入り込んでくるわけではないので、実用的にはかなり楽しめます。

 一方、このクルマに乗って「ここは絶対になんとかしたほうがいい」というのがありました。それは、太いCピラーによる左後方の視認性の悪さ。
 たとえばETCレーンを通って左となりの斜線に移るようなシーンのとき、頭を左後ろに向けて確認しようとすると、見たいところがCピラーで見えない・・。かなり危険。というのが率直な印象でした。

 あと、コストをかけずに無理して豪華な内装にした結果、ダッシュボードの塗装やピラー内側の塗装が歳月で劣化し、ベタベタになるのですが、このあたりがトヨタや諸外国の有名自動車メーカーと、日産の差、なんだと感じました。
 まあ、限定車というこもあったのだと思いますが、日産は自分の参加の下請けメーカーも含めて、時間と資金をしっかりとかけた要素技術の開発をしてほしいと思います。(インフィニティQ45のアクティブサスの油圧システムにしても、スカイラインBNR32-GTR中期型のリアフェンダーにしても、ラルゴのリアハッチにしても・・・ 無意味に信用を失うことの重大さを知ってほしいと思います)





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