更新日 2000年07月15日


<関わるクルマ紹介−ファイル12>


ミツビシ ディアマンテ 25V−SE (初代後期型)







<カタログ主要スペック>

車名 ミツビシ ディアマンテ
グレード 25V−SE (FF)
型式 E−F15A
エンジン型式 6G73
エンジン種類・排気量 DOHC V型6気筒 2497cc
最大出力・最大トルク 175ps/6000rpm 22.6kg・m/4500rpm 
全長x全幅x全高 4740mm x 1775mm x 1410mm 
車体重量 1550kg
駆動方式 FF
トランスミッション 4速ELC−Mフルオートマチック
フロントサスペンション マクファーソンストラット
リアサスペンション マルチリンク
主要装備 パワーステアリング
パワーウインドウ
電動リモコンミラー
マイコンオートエアコン
カーステレオ
電動格納式アンテナ
集中ドアロック
キーレスエントリー
ABS
トラクションコントロール
4WS
  ↑(早い話、フツーの装備)
標準タイヤサイズ 205−65−15
標準小売価格 3,050,000円



<概要>


 バブル真っただなかの平成2年5月に3ナンバーサイズの三菱のアッパーミドルサルーンとしてデビューした4ドアハードトップ。
 V6エンジンをFF&4WDのシャーシに搭載し、新設計の3ナンバーボディで三菱ギャランの上位車種としての位置づけを担い、以降の日本の上級サルーンの定番である「3ナンバーボディ&2リットルオーバーエンジン」の先駈けとなった。
 デビュー当時のテレビCMでは「あのクルマとは違う」という意味深なキャッチコピーを用いるなど、販売でも意欲的な姿勢が見られ、バブル景気も手伝い売れ行きも好調でいちやく人気車種の仲間入りをした。

 搭載エンジンはV6DOHC3000ccおよびV6DOHC2500ccをメインに、下位グレードにはFFモデルのみV6SOHC2000ccを搭載した。
 また、駆動方式はFFと4WDであり、これまでの上級サルーンとは一線を画す存在であった。
 また、三菱らしく、ハイテク装備を満載し、上級グレードに至っては「ついていないものはなにもない」と言っても過言ではないほどの充実ぶりであった。

 平成4年10月に外観・内装等のマイナーチェンジをおこなったほか、小変更や特別仕様、限定モデルなどの投入などを繰り返し、デビューから5年後の平成7年にフルモデルチェンジ。現行型の2代目ディアマンテとなった。

 初代ディアマンテの場合、価格レンジが広く、上級グレードと廉価グレードの価格差が200万円以上もあるなど、グレードによってライバル車種が異なるが、スペックなどから一般的に言われていたライバル車種はトヨタ・ウインダム、日産・セドリック/グロリアなどとなるものの、少々路線が異なっていたのも事実である。

 あと、余談であるがテレビCMの「あのクルマ」とは、BMW5シリーズのことであったらしい。(これをどう評価するかは人それぞれであるが、確かにデザイン的に似ていると言えば似ている)



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