更新日 1999年12月26日


日産 スカイラインGT−R(BNR32)

<メーターケーブルの破損によるトラブル>



 タービンの修理が完了し、クラッチにも若干の不具合を感じながらも足回りの交換&アライメント調整が済んだため、わりかし気合を入れて走ってみた。
 すると、急にスピードメータが動かなくなり(他のメータは動いている)、その直後、パワステが効かなくなり、ついでHICASの警告灯が点灯。

 正直、これにはまいった。
 というか、ここんところ、タービンが破損し、クラッチ交換が上手くいかず、ついで「HICASの故障? パワステポンプ?」となれば誰でも落ち込むのであろうが。

 話は戻るが、このクルマ、普通に運転しているときに、ステアリングボス(ステアリングはナルディがついているため、ボスもナルディ製)の奥のほうから「ギチギチギチ」という音がしていた。
 当初、これは出たりでなかったりであったが、HICASのセンサーがこのあたりにあるはずなので「ボスのツメがおかしいのかな?」などと思っていた。

 で、日産店で見てもらった結果、話は簡単であった。

 「スピードメーターケーブルの破損」。

 安直な話である。
 スピードメータケーブルのメータ側の取り付け部分が破損して、スピード計が動かなくなる。
 すると、速度を制御パラメータに使用していうスーパーHICASは自動的にフェールセーフが入り、警告灯がつき、動作しなくなる。
 同時に、パワステにもフェールセーフが入り、機能を停止する。

 その結果がこれである。
 ただ、このGT−Rのメーターケーブル、どうやら壊れやすいようである。

 このクルマはメーターが社外品であるため正確な走行距離は不明である。(おそらく4万kmくらい)
 が、この程度の走行距離でスピードメーターケーブルが駄目になる。ってのは、いささか問題なような気がするが・・・


 ちなみに。このスピードメーターケーブルの部品代は3,780円だった。




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