更新日 1999年12月26日
タービンの修理が完了し、クラッチにも若干の不具合を感じながらも足回りの交換&アライメント調整が済んだため、わりかし気合を入れて走ってみた。
すると、急にスピードメータが動かなくなり(他のメータは動いている)、その直後、パワステが効かなくなり、ついでHICASの警告灯が点灯。
正直、これにはまいった。
というか、ここんところ、タービンが破損し、クラッチ交換が上手くいかず、ついで「HICASの故障? パワステポンプ?」となれば誰でも落ち込むのであろうが。
話は戻るが、このクルマ、普通に運転しているときに、ステアリングボス(ステアリングはナルディがついているため、ボスもナルディ製)の奥のほうから「ギチギチギチ」という音がしていた。
当初、これは出たりでなかったりであったが、HICASのセンサーがこのあたりにあるはずなので「ボスのツメがおかしいのかな?」などと思っていた。
で、日産店で見てもらった結果、話は簡単であった。
「スピードメーターケーブルの破損」。
安直な話である。
スピードメータケーブルのメータ側の取り付け部分が破損して、スピード計が動かなくなる。
すると、速度を制御パラメータに使用していうスーパーHICASは自動的にフェールセーフが入り、警告灯がつき、動作しなくなる。
同時に、パワステにもフェールセーフが入り、機能を停止する。
その結果がこれである。
ただ、このGT−Rのメーターケーブル、どうやら壊れやすいようである。
このクルマはメーターが社外品であるため正確な走行距離は不明である。(おそらく4万kmくらい)
が、この程度の走行距離でスピードメーターケーブルが駄目になる。ってのは、いささか問題なような気がするが・・・
ちなみに。このスピードメーターケーブルの部品代は3,780円だった。