更新日 1999年12月26日
このクルマを購入して「これはイヤだ」と思った部分のひとつがブレーキだった。
おそらく、効きは良いのであろうが、「鳴き」がハンパなものではなかった。
軽く踏もうが強く踏もうが「「キキーー」というカン高い音が響き渡り、恥ずかしくてとてもじゃないが乗っていられないほど酷く、おかげで「ブレーキ鳴き恐怖症」になってしまったほど。
で、パッドを見てみると、黄緑色のパッド。ショックアブソーバーが圭オフィスであったのと、圭オフィスのイメージカラーが黄緑色なのを思い出して、確認もせずに「これも圭オフィスのパッドかな?」と勝手に誤解した。
パッドの残量はかなりあった(8〜9mm)が、純正品のリア・ローターにはクラックが確認された。
(フロントはN1仕様のソリッドタイプのロータが入っていた。)
で、この「鳴き」を対策するため、パッドとローターを両方とも新品交換することにした。(もっともそうでなくてもこの2点は交換してたと思うけど)
ローターはN1仕様のホール無しの新品を入れることで決定していたが、パッドについては悩むところであった。
純正でも良いかと思ったものの、ウインマックスあたりのノンアスベスト品も考えていた矢先、インターネットで新品1台分2万円の「プロジェクトμHC−チタン改」を見つけ、これにした。
このパッドはメタルでありながら低温時の制動性に優れていることと、前回の「HC−チタン」から大幅に「鳴き」を低減したモデルということをHPで知ったため、さっそくこれを装着し、もともと入っていたパッドはインターネットで売却することとした。
で、ローターともども新品に交換した結果、まったく同様の「鳴き」が発生した。
また、さらに判明したこととして、もともと入っていたパッドも「HC−チタン改」であった。(まったく何をしているんだか)
で、いろいろと調べてみた結果、プロジェクトμ(に限った話ではないと思うが)のメタルパッドはかなり鳴きが酷く、「HC−チタン改」が「鳴きにくいパッド」ということではなく、前作の「HC−チタン」より鳴きが改善された。ということであった。
で、いろいろ悩んだ結果、ブレーキ鳴きはパッドを固定するバックプレートなどの金具をすべて新品にすることで大幅に減少させることが出来た。(ほとんど鳴かなくなったが、緩いブレーキで鳴く傾向がある。)
ただ、このパッド。効きはかなり良い。
適正温度0〜800℃という表示はダテではない。とつくづく感じる。
まだまだローターが暖まっていない状態でも、純正以上にしっかりと制動力を発揮する。
そういう意味では、ローターごと交換して正解だったと思った。
ちなみに、取り外したパッドはインターネットの個人売買で売却した。(8,000円)
ブレーキローター N1仕様 (ソリッドローター) ブレーキパッド プロジェクトμ HC−チタン改 プレート類 すべて純正新品