2006年06月12日

Be−1スーパーターボ Beost-Ver.4 (インタークーラー再設置など)



Ver.3と外観は変わっていませんが、いろいろ装着されました。


 2005年12月に完成したVer.3ですが、2006年3月に「スポーツランドやまなし」でスポーツ走行してみたら、いろいろと不具合がありました。
 特にインタークーラーを撤去したことが裏目に出たようで、早急にインタークーラーを再装着しました。
 また、これと並行し、快適装備を充実したり、小変更をおこなったのが、今回の仕様です。


Beost-Ver.4 (2006年05月仕様) スペック表


車名 日産 Be-1スーパーターボ ペットネーム「Beost」
年式 昭和63年4月 エンジンは平成1年車
型式 E-BK10改 (原動機および動力伝達装置について構造変更) 2004年03月実施
カラー オパールラベンダー(#LX1)に全塗装 K11コペル・ミニスター採用色
ボディ形式 FF 2ドア2BOX ハッチバックじゃない
車体寸法 全長3635mm×全幅1580mm×全高1395mm カタログ値
トレッド フロント:1350mm リア:1335mm カタログ値
ホイールベース 2300mm カタログ値
乗員定数 2名 ロールバー装着による
車体重量 850kg 車検証上の数値
エンジン MA09ERT改
(EK10搭載エンジン)
水冷直列4気筒SOHC 987cc
ECCS ターボ+スーパーチャージャー
マーチスーパーターボ用
エンジンスペック
(カタログ値)
最高出力 110ps/6400rpm(カタログ値)
最大トルク 13.3kg・m/4800rpm(カタログ値)
レブリミット 7040rpm(カタログ値)
加給圧 0.9kg/cm2(カタログ値)
EK10カタログ値
(実車計測データはこちら)
主な仕様 マフラー:フジツボレガリス EK10用を一部改造
エアクリーナー:HKS 汎用
インタークーラー:水冷式 スバル・レガシィ用純正
ラジエター:EK10用 EK10用
オルタネータ:80A品 S13純正
コンピューター:自作ROM (SU-32) ノーマル/ハイパー 切り替え付き
その他 S/Cオイル:ダフニーアルファギヤ150  
エンジンオイル:ワコーズ  
プラグ:NGK R7376-8(番手変更あり)  
ミッション 5速
マニュアルミッション
減速比
 1速:2.938 (マーチR用クロス)
 2速:2.095 (マーチR用クロス)
 3速:1.538 (マーチR用クロス)
 4速:1.133 (マーチR用クロス)
 5速:0.756
 後退:3.417
 ファイナル:4.353 (マーチR用クロス)
ミッションケースは
スーパーターボ用
クラッチ マーチR純正 マーチR用
LSD NISMO 1.5WAY 機械式 EK10用
ドライブシャフト スーパーターボ純正品 マーチスーパーターボ用
ブレーキ フロント
(ディスクブレーキ)
キャリパ:RNN14純正(14インチ) パルサーGTI-R用
ローター:APロッキード(スリットタイプ) パルサーGTI-R用
パッド:ウインマックス20 パルサーGTI-R用
リア
(ドラムブレーキ)
ドラム:EK10マーチR純正 ホーシングASSY交換
シュー:マーチスーパーターボ純正 マーチスーパーターボ用
マスターシリンダー BK10のまま  
足回り フロント 形状:マクファーソンストラット  
ショックアブソーバ:elsport ケースはEK10用エナペタル
スプリング:NISMOラリー  
ブッシュ類・ロアアーム:EK10用一式 追加工部分あり
スタビライザー:EK10用一式(予定) 2005/12装着予定  
リア 形状:トレーリングアーム  
ショックアブソーバー:elsport 車高調整式に変更
スプリング:不明(たぶんトヨシマH150) 3種類からチョイス
ブッシュ類・ホーシング:EK10マーチR用 追加工部分あり
スタビライザー:EK10マーチR用  
ホイールアライメント 前輪 キャスター 左:1°42′ 右:1°48′ 左右差 -0°6′
キャンバー 左:-1°42′右:-1°42′ 左右差 0°0′
トウ 左:0°12′右:0°12′ トータルトウ 0°24′
SAI 左:13°25′右:13°25′  
インクルーデッド角 左:11°55′右:11°55′  
後輪 キャンバー 左:-0°24′右:-0°6′ 左右差 -0°18′
トウ 左:0°3′右:0°6′ トータルトウ 0°9′
総合 セットバック(前輪) -6.07   
スラスト角(後輪) -0°2′  
タイヤ&ホイール 夏用1
(普段用)
タイヤ:ヨコハマ AD07 195-50-15  
ホイール:ワタナベ RS-8 6.5J×15 OFF+34   
夏用2
(お遊び用)
タイヤ:ヨコハマ A048  195-50-15  
ホイール:RAYS TE37 6.5J×15 OFF+35  
冬用 タイヤ:175-60-14  
ホイール:レーシングスパルコ 6J×14 OFF+40  
内外装関連 一般装備 エアコン なし
パワーステアリング SW20流用
パワーウインドウ 汎用品
リモコンドアミラー なし
集中ドアロック 汎用
キーレスエントリー 汎用(電波式)
フューエルオープナー なし
トランクオープナー なし
オーディオ クラリオン カセット+CDチェンジャ−
ナビゲーション ソニーCDナビ
特別装備
(変更箇所)
シート(運転席/助手席) MOHフルバケットシート(黒/青)
シートベルト(運転席/助手席) ウイランズ
ステアリング ナルディ GARA3 Type-ZERO
シフトノブ 球タイプ 
ドア内装/リアシート マーチスーパーターボ用 
ロールバー K10マーチ用前後7P 
追加メーター ブースト計、油圧計、湯温計、水温計
スーパーチャージャーランプ
電圧計(バッテリー、パワステモータ)
ブーストコントローラ HKS EVC−EZ
オイルクーラー&サーモスタッド 汎用品
バッテリー ドライバッテリー
外装関連 ヘッドライト:HID 汎用品 6000K  
ノーマル 純正ボンネット(フードバルジを撤去)
黄色がVer.4で改装した項目            




フロントビュー。特に変化はないけど、ヘッドライトはHID化しています。




サイドビュー。Ver.3からの変更はなし。




リアビュー。トランクに「Be-1」のステッカーが付きました。
(今までずっと欲しかったんです。今回、ブログで知り合った人からもらいました。感謝)




室内。この数ヶ月、いろいろと変化がありましたが、結局、Ver.3との差は特にありません。




インパネ周り。カーステボックスの一番下にインタークーラー関係のスイッチを設置しました。




シート周り。とくに変化はありません




リア。今回の車検で2名乗車に変更しました。
背もたれは防音のため、内側に消音材とアクリル板で補強しました。




エンジンルーム。あいかわらずごちゃごちゃしています。
水冷インタークーラーが装着されました。




トランクルーム内。パワステユニットは防音のため、箱に入っています。




水冷インタークーラー用ラジエター。電動ファンはAE111用を流用




ROMマップトレーサー、電圧計、そしてA/F計。普段は使わないので目立たないところに設置。




確実に進化したBeost。水冷インタークーラーはGoodですー!!


 

Beost-Ver.4仕様に関するコメント

 
■インタークーラーの再装着

 Ver.3ではフードバルジのないノーマルボンネットにするため、インタークーラーを撤去したが、あまり良い結果ではなかったため、Ver.4では再度インタークーラーを装着した。
 装着にあたり、当初、純正インタークーラーに戻すことも検討したが、正規の位置に設置すると、ノーマルボンネットと干渉してしまう問題があった。
 そこで、設置位置を正規の位置より若干下にズラして対応しようと検討したが、外気が当たらない(それどころかラジエターからの熱風をモロに受ける)こともあり、別の方法を検討。結果的に、スバル・初代レガシィの水冷インタークーラーを流用した。
   
 
■オルタネータの強化
 Ver.3でパワステ化したことにより、消費電力がUPしたため、標準のオルタネータ(50A)では電力不足気味になったため、S13シルビアの80Aオルタネータに変更し、電力不足を解消した。
   
 
■快適装備の充実
 
 恥ずかしい話だが、これまでドアロックする習慣がなかったため、防犯対策として、集中ドアロック&キーレスエントリーを装着した。
 これにより、ドアロックする習慣がついた。
 また、ヘッドライトをHID化した。
 

■その他
 
 パワステモーターの電圧を監視するため、電圧計を設置した。
 また、パワステの制御系を2タイプ用意し、室内で切り替えられるようにした。
 あと、どうでもいい話であるが、リアトランクに「Be-1」のステッカーを貼った。

 
■総評
 
 Ver.3の不具合対策をメインにVer.4へと改装したわけですが、快適装備も増え、フツーのクルマになりつつあるような気がします。
 とはいえ、エアコンがないので、いつまで経っても「フル装備」にはならないわけですが。

 現在のところ、Beostはそこそこバランスのよい状態になってきていると思うものの、やっぱり、ロールバーが入っているため、室内はメチャクチャ破綻している気がします。
 
 個人的な見解ですが、スーパーターボなパイクカーは、その「意外性」が身上だと思っているため、やっぱりロールバーやフルバケットシートは似合わないような気がしています。
 外装はノーマルな雰囲気を維持できているので、次はロールバーをどうにかしたいな。とか考えております。
 (とはいえ、外すわけにはいかないので、なんとか「目立たなくする」ような方法を考えたいと思います。例えばAピラーとロールバーを一体に見せるカバーを作ってみるとか・・・・・ って、無理か。)
 
 あとBeostの今後ですが、とりあえず不具合対策を進めていく程度になると思いますが、場合によっては、もう一度エンジン周りの仕様変更をするかもしれません。
 ただ、そうはいっても具体的な検討の前段階でしかないため、実施するとしても、もう少し先になると思います。

 いずれにせよ、私的には、「もう手放せないクルマ」になっていることは間違いないようですから、末永く付き合っていこうと思います。
 
 



 
 

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