更新日 2004年07月25日


<関わるクルマ紹介−ファイル21>


トヨタ MR−2 Gリミテッドスーパーチャージャー(AW11)






<カタログ主要スペック>

車名 トヨタ MR−2
グレード Gリミテッド スーパーチャージャー
型式 E−AW11
エンジン型式 4A−GZE
エンジン種類・排気量 DOHC 直列4気筒 1587cc スーパーチャージャー
最大出力・最大トルク 145ps/6400rpm 19.0kg・m/4400rpm 
全長x全幅x全高 3950mm x 1665mm x 1250mm 
車体重量 1070kg
駆動方式 ミッドシップ
トランスミッション 5速マニュアルトランスミッション
フロントサスペンション ストラット式コイルスプリング
リアサスペンション ストラット式コイルスプリング
主要装備 ・パワーウインドウ、電動ドアロックなど
標準タイヤサイズ 185−60−14
標準小売価格 2,100,000円




<概要>


 1984年にデビューした日本の市販車初のミッドシップレイアウトな2人乗りスポーツカー。
 エンジンはカローラに搭載されていた1.5/1.6リットルを搭載し、4mを切るコンパクトなサイズ、キビキビとした足回り、いかにも走りそうなスタイリングなどで話題を集めた。
 86年のマイナーチェンジでは1.6スーパーチャージャーエンジンを採用してパワーアップ。足回りの性能も向上し、スポーツカーとしての名声を上げ、コンパクトリアルスポーツとしての地位を確立していった。
 また、マイナーチェンジ後のモデルにはTバールーフ仕様の設定をするなど、リアルスポーツとしてでなく、コンパクトスペシャリティーとしての性格も持ち合わせていた。
 他のコンパクトスポーツと一線を画す立場のため、ファンも多い反面、自動車評論筋からは辛口のコメントを受けることも少なくなかったが、本来、高価格なスーパースポーツカーでのみ成立するミッドシップレイアウトを低価格な量産車で実現したことは、以降の国産コンパクトスポーツに少なからず影響を与えたという意味でも評価に値するクルマである。
 デビュー6年後の平成2年に、2リッターエンジンを搭載したSW20へとフルモデルチェンジしたが、名エンジン4AGを搭載したミッドシップとして、今でも熱烈なファンが多い。

 ちなみに名前の由来はミッドシップランナバウトのイニシャル+2シーター。

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