更新日 2004年07月31日
車名 | メルセデスベンツ A160 |
グレード | A160 |
型式 | GF−168033 |
エンジン型式 | 166 |
エンジン種類・排気量 | SOHC 直列4気筒 1598cc |
最大出力・最大トルク | 102ps/5250rpm 15.3kg・m/4000rpm |
全長x全幅x全高 | 3605mm x 1720mm x 1575mm |
車体重量 | 1110kg |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5速オートマ |
フロントサスペンション | ストラット |
リアサスペンション | トレーリングアーム |
主要装備 | フル装備 |
標準タイヤサイズ | 195−50−15 |
標準小売価格 | 2,650,000円 |
<概要>
「年々高まる小型車志向に応えるべく投入されたコンパクトベンツで日本へは1998年に輸入が始まった。
これまでのセダンボディとは一線を画すトール&ショートボディを採用し、全長わずか3.6mながらその70%の室内空間を確保し、Cクラス並みの居住性を誇るとともに、高いシートポジションで見晴らしは良く、乗降性に優れている。
また、コンパクトながらもサンドイッチコンセプトと堅牢なフレーム構造によりEクラスと同等の衝突安全性能を実現している。
もちろん、数々の安全装備やESPといった走行安定装備はSクラス並みに充実しており、コンパクトカーといえども手を抜かないM・ベンツの姿勢がうかがえる一台である。
当初は1.6L直4SOHCエンジンを積むA160のみのラインナップであったが、2001年のマイナーチェンジで1.9LのA190を新設定。この時フロントマスクやリアランプを質感の高いものに変えたほか、ホイールベースが170mmも長いロングボディのA160Lエレガンスをラインナップに加えている。」
上記は日本国内におけるAクラスの「標準的」なコメントであり、読んでのとおり、Aクラスは「メルセデスのコンパクトカー」として、個性的なデザインもさることながら「ベンツ」としての十分評価できる性能を持つクルマと評価されることが多い。
Aクラスはデビュー当初、アメリカ国内にて転倒事故が大問題となり、足回りに関する仕様変更のため出荷延期されるなどで話題となった経緯があり、このため日本国内でのデビューが遅れた経緯がある。
デビュー当初、コンパクトカーとしてはかなり高いプライスタグであったが、メルセデスというブランドイメージと個性的なボディデザインで大人気となり、「メルセデスケア」と呼ばれる「3年間オール保証」による安心感も手伝って、当初より好調な販売となった。
途中、マイナーチェンジにより細部の変更がされたが、デビュー当初からの不具合もかなり多く、随時仕様変更や部品変更がされつづけたクルマでもある。