大山(おおやま)328m〜雨乞山(あまごいやま)233m [三河] |
オミクロン株の流行で、未だまん延防止措置が解除にならない。そろそろ遠出をしたいところだが、近場で面白そうなコースを見つけたので、措置の趣旨に従って県内で我慢することにする。 |
以前はこんなトンネルは無かったと思うが、「あつみ大山トンネル」の北口のそば道があり、そこが登山口。ヒノキやスギの植林地に入っていく。
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左の作業道が登山口
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イノシシ除けの柵
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植林地を抜けて尾根に出るとウバメガシ主体の尾根道になる。少し登ると道の脇に白っぽい岩があり、登ってみると初めて展望が開ける。「くちなし岩」というちいさな名札が灌木にぶら下がっている。
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くちなし岩から南アルプス遠望
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くちなし岩雨乞山方面 | 眼下の温室群
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さらに尾根道を登り、ヘソ岩への分岐を過ぎるとアンテナが何本も立つ大山の山頂に到着。山頂の三角点の横には小さな展望台があり、先客と入れ替わりに上がってみる。 |
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大山山頂展望台
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太平洋
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伊良湖岬方面(左手が神島) |
北側には先ほどのくちなし岩からと同様に御岳から南アルプスの山々が眺められる。今年は寒くて雪が多いので、山頂近くまで樹木に覆われていて普段は黒っぽく見える恵那山も、白く雪化粧している。 |
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大山山頂から恵那山
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ヤマスタの記念スタンプ
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大山からは先ほどの分岐まで戻ってヘソ岩に向かう。緩やかな尾根道の周りの主体はウバメガシでヒサカキ、ヤブニッケイ、アセビなどの常緑樹にアカマツが混じっている。登山道の両脇にはウラジロが多い。 |
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ウラジロが茂る登山道
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ヘソ岩は尾根上の岩場の突起で、岩に上がると大山が見えるが、それ以外の方角に展望はない。ここからは尾根道を北に向かう。 直腸がんの手術をしてから丸一年が過ぎたが、排便の調子は未だに良くなくて、ここ数日は特に芳しくない。お尻を気にしながら歩くのは辛いので、登山道を外れて藪に潜り込みキジ打ちをする。便意の割にはあまり出ない。
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稜線上にはくちなし岩やヘソ岩など、所々樹林から突き出した岩場があるが、観音の腰掛け岩もその一つ。大きめの岩場で360度展望が利く。 |
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観音の腰掛け岩から狼煙山
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狼煙山山頂から大山を振り返る
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タイミンタチバナ |
観音の腰掛け岩周辺はやや踏み跡が不明瞭で、少し登ると狼煙(のろし)山。どこからどこへ何を伝える狼煙だったのだろう。
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狼煙山をなおも北に下ると椛(なぐさ)峠。狭く薄暗い峠。右手に下ると出発地に近いが、まだ時間があるので予定通り雨乞山に向かう。急な山道の途中でもう一度キジ打ちをする。 |
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達磨岩から稜線伝いに物見山(右)、雨乞山(左奥)
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達磨岩から東へわずかな距離で物見山。ここも眺めがいい。足下は切れ落ちていてすぐ下にキャベツ畑が広がる。
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雨乞山山頂
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渥美の火力発電所の煙突の向こうに知多半島 |
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御岳
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荒川前岳、赤石岳、聖岳 |
雨乞山を越えれば後は下るだけ。はじめは岩場が多く眺めがいい。樹林帯を下り、最後は滑りやすい真っ直ぐな道をロープを頼りに下ると貯水池脇の雨乞山北登山口に降り立つ。 |
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東側山麓から雨乞山
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[山行日] | 2022/2/24(木) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 晴れ 2022年2月の天気図(気象庁) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アプローチ] |
自宅(岡崎) → (R248号、R23号)→
豊橋 → (R259号、県道398号)→
大山トンネル北口駐車場 [約65km] |
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[コースタイム] |
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[地図] | 野田 (1/25000) |