妙義山・相馬岳(みょうぎさん・そうまだけ) [関東] 1104m |
久々に1泊2日の遠出山行。行き先は妙義山。天候に恵まれ道中では雪の残る中ア、蓼科山、浅間山を眺める。 |
![]() |
![]() |
道の駅みょうぎから白雲山を見上げる 左端が相馬岳
|
白雲山の中腹に大の字 |
さて今日は表妙義の最高峰、白雲山の相馬岳に登る。大の字からの稜線縦走コースも無理をすれば行けないこともないだろうが、万一のことを考えて中間道からタルワキ沢往復の一般ルート
にする。
|
![]() |
妙義神社拝殿
|
中間道は妙義山の白雲山、金洞山の中腹を巻くように延びる修験の道で、関東ふれあいの道にも指定されており、よく整備されている。
|
|
第一見晴しからの展望
|
第一見晴しからも巻き道が続き、ほとんど水が流れていない大黒の滝を過ぎると第二見晴しの分岐。第二見晴しは帰りに寄ることにして先に進む。
|
|
![]() |
大黒の滝
|
鉄製階段 |
鉄製階段から少し行くとタルワキ沢入口に到着。ここで小休止してヘルメットを着ける。まあ、そんなに危険なところはないはずだが、リスクを認識したちゃんとしたハイカーですよという証明でもある。
表妙義の稜線は天狗岳と相馬岳の間でぐにゃりと奥に湾曲していて、そこに突き上げるのがタルワキ沢。中間道と稜線の間の距離が長くなるので、必然的に傾斜が緩くなり、ここが登山ルートに選ばれたのだろう。
|
|
![]() |
最初の鎖場
|
足掛かりがなくて登りにくい岩
|
沢コースではあるが、ルートはどちらかというと沢の中の小さな尾根を登っていく感じ。それでも両側の岩壁が狭まっているところは、ゴルジュの底にいる感じがする。
|
|
![]() |
凝灰角礫岩
|
コルが近い |
タルワキ沢を1時間ほどで登り切ると狭いタルワキのコル。ここから稜線を南に進む。
|
|
![]() |
タルワキ沢のコル
|
天狗岳の岩壁 |
15分ほどで相馬岳の山頂に到着。いままで見えなかった浅間山が正面にどんと現れてちょっとビックリ。東側は樹林に遮られているが、西側は広く展望が開けている。
|
|
![]() |
相馬岳山頂
|
浅間山 |
|
金洞山
|
|
![]() |
金洞山の背後に荒船山と八ヶ岳
|
岩菅山 |
今日は連休の狭間ではあるが人気の山なので、ここまでぼちぼちハイカーとすれ違ったが、山頂では入れ違いで自分ひとり。風が冷たいのでフリースとウインドブレーカーを羽織り、おやつを食べながら景色を楽しむ。 |
|
リョウブの若葉
|
さて、下山は同じコースを戻る。タルワキ沢を下っていると次々にハイカーが登ってくる。 |
|
第二見晴しから金鶏山(中)、金洞山(右)
|
第二見晴しからは中間道をのんびり下る。道の周りはヤマツツジの花盛りでイヌブナやミズナラの新緑の中に色を添えている。やはりこの季節の山はいいなあ、とつくづく思いながら歩く。
|
|
![]() |
新緑の中間道
|
ミズナラ |
|
![]() |
キランソウ
|
ヤマツツジ |
![]() |
[山行日] | 2025/4/30(水) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 快晴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アプローチ] |
29日 上信越道・松井田妙義IC →(県道51号、213号)→ 道の駅・みょうぎ [約3km] ・89台駐車可。トイレ有り。物産販売所あり。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[コースタイム] |
|
![]() |
[温泉] みょうぎ温泉「もみじの湯」 ・富岡市妙義町妙義1-1 ・10:00〜20:00、月曜定休、入浴料620円(3時間)。 ・石けん、シャンプーあり。 ・露天風呂から妙義山の白雲山を見上げることができて気分がいい。 |