蛇峠山(じゃとうげやま)2 [中信] 1664m |
富士見台に行こうと準備を始めたらスノーシューのゴムストラップが劣化していてパキパキ折れてしまった。ヘブンスそのはらスキー場でレンタルしようかとも思ったが、面倒なので方向転換することにした。 |
国道248号の渋滞で苦労して、予定よりも1時間近く遅れて治部坂高原の駐車場に到着。だが、天気はいい。峠からは既に中央アルプスの白い峰が見える。 |
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雑木林
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登山道 |
山頂のアンテナ群へ続く作業道に一旦出て、再び樹林の中を登ると馬の背に到着。ここで中央アルプスの展望が開ける。予想どおり快晴。御嶽の右側にはぼんやりと穂高連峰まで見えている。近くの大川入山も雪を頂いて立派に見える。 |
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馬の背 (背後は大川入山)
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ここからは2年前の秋に登ったのと同じコース。葉を落としたミズナラ林、黒々枝を伸ばしたモミ林、点在するダケカンバなどの木々の中を登り、一度車道に出て再び登るとアンテナが林立する山頂部に登り着く。自分には珍しく途中で二組に登山者を追い越したが、どちらも高齢の夫婦連れだった。
国土交通省のレーダー雨量計の建物を回り込むとアルプス展望台。既に数組のグループが展望を楽しみながらランチを始めている。 |
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南アルプスのパノラマ (白根三山から光岳あたり)
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白根三山と塩見岳 |
荒川岳、赤石岳、聖岳、上河内岳
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まずは南アルプス。仙丈ヶ岳から白根三山、塩見、荒川、赤石、聖、上河内、光とずらりと並んだ姿はなんとも言えない。南アルプス南部の山を眺めるのにはベストの展望地だと思う。
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大川入山、一番奥が恵那山 |
中央アルプス(木曽駒〜南駒ヶ岳)
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一番左手近くには大川入山。正面は中央アルプス。その間にぼんやり霞んだ御嶽、乗鞍、穂高連峰が並んでいる。穂高連峰の吊り尾根が何とか見えるのが嬉しい。御嶽の手前に見える白いなだらかな山頂は当初登る予定だった富士見台だろう。あちらも眺めがいいだろう。
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左から御嶽、乗鞍、穂高連峰
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御嶽アップ (手前は富士見台) |
穂高連峰
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昼食の前にまずは山頂まで。一旦下って、登り返す。鉄骨の展望台がたっぷりの雪を乗せている。
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蛇峠山山頂部 |
山頂展望台
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展望台の周りは樹が取り囲んでいて、アルプス展望台ほど眺めは良くないが、秋にきたときよりも葉が落ちている分だけ見通しは利く。枝の隙間から荒川三山や南アルプス南部の不動岳、黒帽子岳あたりが見えている。
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山頂から荒川岳、赤石岳
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アルプス展望台に戻って雪の上に腰を下ろして昼食。先ほどまでいた登山者の多くは下山していて、のんびりと展望を眺めながらカレーヌードルをすする。
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エナガ (別荘地内で)
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[山行日] | 2025/2/27(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 快晴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アプローチ] |
自宅(岡崎) →(R248号、県道39号 )→ 足助 →(R153)→ 治部坂高原P [約90km] |
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[コースタイム] |
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[装備] | チェーンアイゼン、ダブルストック |