霧ヶ峰(きりがみね)               [中信] 1836m

 

 「ていはい蓼科合同オフ」2日目。昨日はみんなで北横岳に登ったが、今日は蓼科山登山、スノーシュー、ゲレンデスキー、クロカンの4パーティに分かれての行動。
 関西の佐竹さん、かいさん、うちの夫婦の4人で霧ヶ峰へクロカンに行く。

 佐竹さんの車で、車山の肩まで移動。車から降りたとたんに冷たい強風に見舞われる。今日も快晴で、さっきまで車の中で「スノーシュー隊も御泉水なんかじゃなくて、霧ヶ峰に来ればよかったのに。」と言っていたが、即、前言撤回。こりゃあ厳しい。
 余裕があれば八島ヶ原湿原まで足を延ばそうと思っていたが、とても無理なようだ。

 

北アルプスの展望(穂高連峰から鹿島槍あたり)。手前の白い平坦地は八島ヶ原湿原。

 

 取りあえず、支度をしてそばの丘に登ってみる。展望は抜群。南アルプスから中ア、御岳、乗鞍、昨日見えにくかった北アもずらりと白い峰を並べている。美ヶ原も巨体を横たえ、霧ヶ峰湿原の向こうには浅間山も覗いている。

 

中央アルプス(左)と御岳(右)
 
蝶々深山
 
 しかし、それにしても風が強い。足元を雪が白い砂のように流れていく。佐竹さんと相談して、まずは蝶々深山に登り、ぐるりと一周してくることにする。

 

浅間連峰

 

蓼科山と車山(山頂のレーダードームが見える)

 

 蝶々深山と車山の鞍部を目指して滑り出す。

 風が吹き抜けるところはクラストしているが、少し風が弱いところは随分吹き溜まっていてスキーが潜り、思うように滑らない。登りになるとサラサラのパウダースノーが板の裏のカットに引っかからず、ズルズルと滑ってしまう。
 これは苦労しそうだ。

滑るかいさん

 

 雪原になっている霧ヶ峰湿原を横断して蝶々深山の登りにかかる。斜登行でジグザグに登っていくが、追い風のときはともかく、正面から風を受けると顔が冷たくてたまらない。

 耐え切れなくなってヤッケを取り出しフードを被ると、ちょっと一息つける。蝶々深山を見上げると地吹雪で丸い稜線がぼやけて見える。

車山をバックに登る佐竹さん

 

 蝶々深山の山頂は360°の大展望。北の方にもまだ雪原が広がっていて、こっちへおいでと誘惑する。

 しかし、相変わらずすごい風。佐竹さんも我慢ができなくなってオーバーズボンを履いている。かいさんはマイペースで周囲の山にカメラを向けている。

 ゆっくりしていられないので、沢渡に向かって下り始める。左手は斜面が急だし、まだ時間があるので、右手の広い沢に滑り込む。直滑降でもあまりスピードが出 ないので、転倒を心配しなくてもいい。

蝶々深山山頂

 

 あまり、降りてしまうと登り返すのが大変なので、適当なところで左手の尾根を巻いてトラバースする。尾根の先端の樹林帯から数人のパーティーが登ってくるのが見える。沢渡からスノーシューで蝶々深山に登ろうとしているのだろうか。

 

 尾根を回り込むと出発点の車山の肩が見えてくる。まだ時間があるので沢筋に降りて一休みすることにする。沢筋の樹林はまばらだけれど、ここまで降りるとさすがに風は弱い。

 乗鞍を眺められるところに場所を決め、スキーを外して一歩踏み出すと、とたんに太ももまで沈んでしまう。踏み固めてもなかなか沈下が止まらない。かなり吹き溜まっているようだ。

 お菓子やチョコレートをつまみ、佐竹さんにドリップでコーヒーを入れていただきありがたく頂戴する。

谷間に降りると樹林がある

 

 ホッと一息ついた後は沢筋に残るスノーシューの跡をたどって霧ヶ峰湿原に戻る。スノーシューの踏み固めた跡はスキーが沈まず快調に登れる。
 スキーのシュプールも残っているが、どうもスノーシューのパーティーの方が多い感じだ。

  霧ヶ峰湿原からはさっき降りてきたトレースをたどって車山の肩に戻る。地吹雪ですでにトレースが消えているところもある。

 車山の肩まで上がり、最後にちょっと足を延ばして富士山の姿を楽しみ、車に戻った。

ドライフラワーになったフジアザミ?

 

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[山行日]   2003/1/26(日)
[天気] 晴れ
[アプローチ] 蓼科高原 →(県道)→ 芹ヶ沢 →(R152)→ 白樺湖 →(ビーナスライン)→ 車山肩   [約25km]
車山肩の除雪してある駐車スペースは6〜7台程度。
[コースタイム] 車山肩 (1:00) 蝶々深山山頂 (0:30) 谷間 (1:05) 車山肩 + 展望丘往復 (0:15)    (計2:50)
[装備] クロスカントリースキー(エッジ付き)