予選ではうまく沈んで決勝では快走と、ムラのある走りが理想的なレースです。 馬の選出もさることながら、大逃げ・溜め逃げの選択も重要な要素だと思います。 さて本戦には大逃げ3頭、溜め逃げ5頭が残りました。 レースの重心が後方に置かれるため、溜め逃げ馬にも十分にチャンスがあるでしょう。 フェアリーテール、レッドプラネット、ベルストライクの大逃げ3頭が予想通り先行。 5馬身離れて溜め逃げの5頭が続く。 ベルストライクが後続を引き離して逃げる。 3馬身後ろにフェアリーテール、レッドプラネットが続き、 さらに3馬身離れて後方集団。 先頭から最後方までは12,3馬身くらい。 3コーナーを通過してベルストライクのリードが縮まってくる。 後方馬群とは依然差が開いたままで直線へ。 溜め逃げ勢からはエクスプローラが一気にまくりをかける。 エクスプローラが一旦は先頭に立つが、 ベルストライクが内で再び伸びる。 1馬身後方からはフェアリーテール。 その後ろは少し離されて、3頭の争いに。 ベルストライクが抜け出し、 後ろからはエクスプローラとフェアリーテールが並んで迫ってくる。 ゴール前でベルストライクの脚色がやや鈍るが、 そのまま粘り切って先頭でゴールイン。 ―― レース結果 ―― 終始先頭を走っていたベルストライクが、頭差まで迫られながらも逃げ切りました。 予選ではイレ込んで大差負けと、まさしくムラ馬な面を見せつけたと思います。 クールな鈴木さん、おめでとうございました。 唯一まくりを決めたエクスプローラが2着で、溜め逃げ馬最先着。 前々に付けていたフェアリーテールが3着に入りました。 少頭数で溜め逃げ馬にも見せ場があるかと思いましたが、 まくっていったのはエクスプローラ1頭だけで、他は後方待機のままでした。 予選通過馬を比べても、大逃げ馬3/8に対して溜め逃げ馬5/7と、 基本は前残りのようです。 |