99/Winでは「逃げ」が絶対で脚質の概念というものがありません。 では逃げ以外の脚質にハンデ差を付け、さらに前が止まりやすい1200mにしたらどうなるのか? 短距離で10kg以上のハンデ差があっても逃げが有利なのでしょうか? さて印の方は、当然とばかりに先行脚質以下の馬が奪っています。 スピードを削られた逃げ馬は、位置取りのアドバンテージを生かすことができるでしょうか? 当然のように逃げの5頭による先行争い。 以下脚質にならって7頭が続く。 自在脚質のアオカゲは早々に追い込みを選択し控えてしまった。 逃げ馬の中からペインティングスはやや控えて、他4頭が並んで先頭。 道中はほぼ脚質通りの位置取り。 先行の2頭が差を詰めてきたところで直線へ。 直線に入りシャドーロールクンとインビジブルが並んで先頭。 しかしグレイゴースト、ブルーフレアなどが脚色の違う追い込みを見せ、 2馬身弱あったリードはみるみる縮まっていく。 残り100m辺りで逃げの2頭は捕まる。 ここで馬場の真中からレッドサイクロンが一気に突き抜ける。 ブルーフレアが食らいつくが、差し返すことは出来ず。 レッドサイクロンが差し切り勝ちを収めた。 ―― レース結果 ―― レッドサイクロンが持ち前のスピードを生かして一気に差し切りました。 差し馬はこの馬1頭だけでしたが、差しは中途半端ということで敬遠されたのでしょうか? 一方逃げ馬ではインビジブルの5着が最高。 直線で単走になったこともありますが、 斤量差が響いて上位に食い込むことは難しかったようです。 1着:レッドサイクロン 直線一気の追い込み。 ハナ差だが余裕ある勝ち方。 2着:ブルーフレア 交わされた後も食い下がるがハナ差及ばず。 3着:レッドブラスター 大外から斤量差を生かして追い込むも前2頭には届かず。 |