2007/1/17 関西旅行(1日目)


 1月17〜20日に、卒業旅行も兼ねて3泊4日で旅行に行ってきました。
 行き先は関西方面。
 ずっと関東に住んでいたのでなかなか関西へは行く機会がありませんでした。
 修学旅行などで何度か行ったことはありますが、
 一度自分の行きたい所だけをゆっくりと見て回りたかったので。
 実際にはスケジュールを詰めてしまったので「ゆっくり」ではなかったのですが。

  17(水):琵琶湖
  18(木):奈良〜日本橋
  19(金):京都
  20(土):名古屋

 こんな感じで行ってきました。
 初めの予定では20日に伊豆へ泊まってもう1日伸ばすつもりだったんですが、
 直前になって宿を探したので目ぼしい所が見つからなかったのと、
 土曜日はどこも宿代が高くなるらしいでやめました。
 伊豆なら首都圏から近いですし、またの機会ということで。



 [5:30]

 地元の駅。
 まだ真っ暗です。

 ところでなぜこの時期に行ってきたかというと
 (1)青春18切符の期限が1月20日まで
 (2)オフシーズンで宿代などが安い
 が主な理由です。
 特に(1)によるところが大きいですね。
 新幹線なんか使いません。
 ここから8時間かけて滋賀県の大津まで向かいます。

 横浜[5:47] → 静岡[8:26]

 東京−静岡間を1本で繋いでいる数少ない便で、特急車両を使っています。
 いつも実家に帰る時に使うのがこの列車です。
 寝ていくはずだったんですが、あまり眠れませんでした。
 ここで寝るために前日から起き続けていたというのに。

 静岡[8:28] → 浜松[9:37]

 静岡県を走る東海道本線は「長い」「各駅停車」「座り心地が悪い」の三重苦を持つローカル線です。
 中でも一番退屈に感じるのがこの静岡−浜松間。
 景色もつまらないので四重苦です。
 寝てしまうのが一番。

 浜松[9:49] → 大垣[11:44]

 大津までの中間地点となる浜松に到着。
 ここからは快速で一気に大垣まで抜けます。

 大垣[12:04] → 米原[12:40]

 関ヶ原を通るこの区間は有名な豪雪地帯です。
 雪景色を見られるかと期待していましが、この日は降っていませんでした。
 路面が濡れていたので前日には降っていたのかもしれません。

 大垣も米原も交通の要となるジャンクション駅なんですが、
 駅自体は結構寂れています。
 写真は大垣駅。
 米原駅もだいたい同じような造りでした。

 米原から大津までは快速を使えば40分ほどなので、
 すぐに米原を出れば13:30頃に大津へ着きます。
 しかしこの日泊まるホテルのチェックインは16:00。
 まだまだ時間があるということで、
 せっかく青春18切符を持っているのだから色々と回ってみようと思いました。
 (1)敦賀まで日本海を見に行く
 (2)琵琶湖の西側を通って大津へ
 急に思い立ったので接続の時間は調べていません。
 大津へ直行するのと比べてプラス2時間くらいだと踏んでいたのですが・・・。

 米原[13:03] → 近江塩津[13:35]

 敦賀までの直行便はすぐには出ていない(13:17発)ようだったので、
 とりあえず中継地点となる近江塩津(おうみしおつ)までの列車に乗ることにしました。

 ときにこの区間には「田村」「木ノ本」といった一部の人々が巡礼に訪れそうな駅が存在します。

 写真は近江塩津駅。
 琵琶湖の北側、滋賀県最北端の駅で、規模としてはかなり小さいです。
 なによりこの駅には改札口が見当たらなかったのですが・・・キセルやり放題では?
 日本海側に近い上に雨まで降ってきたのでかなり寒かったです。
 もう少し気温が下がれば雪になっていたでしょうね。


 さてここへ着いてから知ったのですが、敦賀への便は1時間に1本しか出ていないようです。
 次の列車は14:03発。
 さっきの米原13:17発の列車ですね。
 敦賀まで15分かかるとして、そこから日本海を見に行ってまた戻ってくるとなると・・・
 16:00までに大津へ着くのは絶対無理です。
 繋ぎの悪さも考えるとおそらく17:00を過ぎるでしょう。
 そもそも敦賀駅から海までどれくらい離れているのかもわからないですし・・・。
 そんなわけで敦賀行きは断念しました。

 ちなみに敦賀−新疋田間は急勾配のため、線路が螺旋状に立体交差しています。
 ゆりかもめのレインボーブリッジ芝浦側にあるアレで、「ループ線」と呼ばれています。
 なんでも全国に6箇所しかないとか。
 せっかくなので見てみたかったです。


 ならば湖西線で琵琶湖の西側を・・・と思いましたが、
 発車はさらに後の14:40発。
 さすがにそれまで待つ気にはならなかったので、
 来た道をそのまま引き返して米原経由で大津まで行くことにしました。
 初めから琵琶湖1周コースにしていれば1時間前(13:40発)の便に乗れたのですが。

 近江塩津[14:08] → 大津[15:34]

 寄り道したおかげでちょうど良い時間に大津へ到着。
 県庁所在地なんですが意外とこじんまりした駅でした。
 ここからは琵琶湖の湖畔にあるホテルまで歩いて向かいます。

 水辺から撮影。
 対岸まで結構距離があるように見えますが、これでも湖のほんの一部です。
 琵琶湖大橋すらも写っていません。

 下の6枚はホテルの部屋(9階)からの眺め。
 水辺の景色はいいですね。
 心が和みます。
 7階には展望浴場があって、同じく湖を見渡せます。
 この時は誰も入ってなくて貸し切り状態でした。

 夕食はコースで出てきました。
 海老と真鯛にクリームソースをかけたやつ(2段目左)が美味かったです。
 3段目左はメインディッシュのヒレ肉なんですが、
 上に掛けてあるバーベキューソースが合いませんでした。
 味が濃すぎて肉の味が消えています。
 こんなことを言うのは贅沢でしょうけどね。
 泊まったホテルは「ホテルピアザびわ湖」といいます。
 朝・夕食付きで9500円でした。
 単独で食事すると夕食が4600円、朝食が1200円なので結構お得だと思います。


<経路図>