天下無敵の“円堂教”教祖様(爆)!! セルフギャグですか? 面白かった……っていうか……… ウケたっ!!! でも、複雑…です。 イイんですかねえ、子どものモノを大人がこんなに遊んじゃって……。 本来、子どもが笑う場面ではないところで思わずプッと吹き出してしまう。 その時、隣で観ていた子どもと偶然目が合って、 「この人、なんで今笑ってんの?」って不思議な顔をされて、バツの悪い思いをしてしまう。 取り敢えず、子どもたちにとって主人公の円堂 守の 「サッカーやろうぜ!」とか「オレは諦めない!」とかは ネタとしての“呪文”じゃあないはずだから……。 まあ、不謹慎にもウケながら「これでイイのか……。」って ちょっと申し訳ない気持ちになってしまった。 それ以外に、ストーリー上気になった点がひとつ。 今までの話をなぞるコトは、タイムスリップを扱ううえで必要事項ですが 少しくどい感じがしたのは否めません。 まるでお節介な“総集編”。 TVシリーズを観たことがない自分にとっても 「これ、TV観た子は何回も見せられて、なんか退屈しないかなあ…」と心配になった。 せっかく未来から来て、過去の事象に介入するカノンというキャラを出しているのだから カノンの目から見た過去の出来事として、もっと大胆に新しく再構築しても良かったのでは? (豪炎寺の、妹の幻影を払拭するエピソードとか結構良かったと思うけど…) きっと、子どもたちだって総集編ではなく“新しい”劇場版が観たいと思うけどなあ。                                  10.12.29. 鑑賞