長い……長いよ…本当 長い!! 2時間30分、ドーッと疲れました。 TVドラマとして、この映画の以前の物語が存在する訳だけど… それを観ていない自分にとっては純粋に独立した“映画”としての作品を観れた… …ということで……、 素直に感じたまんま ぶっちゃけます!! 一体どこにどう感情移入し、楽しめと? ええ歳して自分のコトしか頭にないおばちゃん達の 恋愛・結婚問題のスッタモンダ見て何が面白いのかさっぱり分からない。 つまりね、この映画観て 登場人物の誰にも好意とか興味とかが持てないから、 彼女らには無関心にならざるを得ないんだナ。 実際、ここまで自分に対して盲目的になれるんだろうか、40代キャリア女性って。 もっと色んなコトに視野を広げられないモノなんだろうか? 仕事に成功するコトと、恋するコトしか興味無いの? ……なんだか悲しくなってきた。 一緒に観た友人は、TVドラマ第1回から全部観てる筋金入りのファンなので 映画以前の物語も知っている。 その彼女ですら「長い…」と疲れてたし(笑)。 聞けばTVドラマでも延々 恋のスッタモンダの繰り返しだったらしい…。 聞くだけでゲンナリする。 中には結婚における宗教問題とか不妊治療とか そんなモノも扱っていたようではあるけれど……。 映画では冒頭、各人物紹介的にチラリと語られるだけで、 各キャラの魅力を充分伝えられる訳がない。 できれば この物語を初見の人でも各人物の魅力が理解できるよう 何らかのエピソードの描写が欲しかったかな…。 例えば、ミランダの離婚の危機問題にしても、 ミランダが敏腕弁護士だという立場がちっとも彼女の魅力になってないんだなァ…。 ただの「忙しい、忙しい。」と言ってる嫉妬深くて余裕のない頑固すぎるおばさんにしか見えなくて… ……  ああっ! そうか!弁護士だからこそ、 ダンナのただ一度の過ちが許せなかったのね、その正義感で…。 でも、何だかなぁ…… もっとさあ、弁護士のキャリアにおける彼女の魅力をさぁ… もっと違う風に描けないものだろうか……。 映画観てて彼女が弁護士だなんて、ズーーーッと気がつかなんだヨ(泣)。 何か、変てこな趣味とか癖とか性格だけで、キャラ立てしてないかい? 兎に角 どんなに仕事ができようが成功していようが ある意味、頭の弱いおばさん達に見えて仕方ない。 孔子に言わせれば、40歳は“不惑”だよ?! まあ、人間らしいちゃあ そうだけど… お尻の蒼い おこちゃまなら可愛いかもしれないけど いい加減、しんどいですワ、ほんと。 あっ! それと、“ニューヨークのおんな” は こぇーなァ と思いました!(冗談です!) あの街は これ位じゃあないと、やってけないんでしょうね。                          08.09.10. 鑑賞