銭洗弁財天 宇賀福神社
( 2007年6月3日 )  
← 銭洗弁財天入口。

→ 坂の中腹に岩をくりぬいてつくられた参道があり、これをくぐって境内に入る
← 洞道の長さは数十mといったところ。洞道を抜けると鳥居が何重にもかかっている参道に出る。
 
← 銭洗弁財天の本社の他に境内には上之水神社、下之水神社、七福神社という社がある。銭を洗うのは本社の奥にある奥の院である。
 巳の年の文治元年(1185)、巳の月、巳の日に源頼朝の夢の中で宇賀福神が出てきてお告げがあり、その通りにこの地を掘ったところ、湧き水が出てきたので、宇賀福神を祀り、その水で神仏を供養を行ったことがこの神社の創建の由来とされている。ちなみに宇賀福神は人頭蛇身の神様である。
 
← 社務所にあるザルにお金を入れて奥の院の湧き水で洗う。ここの湧き水は鎌倉五名水の一つで、この湧き水でお金を洗って使うと、何倍にもなって返ってくると信じられているという。
 ちなみに宝くじを洗っているカップルがいたが、宝くじが何倍にもなって返ってきてもなぁ、という気がするのだが…。
 
← 境内で見かけたリス。
 
境内には茶屋があり、そこに2001年(巳の年)に白い蛇が現れた。その蛇は弁財天の使いだということで、大事に茶屋の中に祀られている。ちなみに小生が行った時には水槽の奥でじっとしていた。茶屋のおばちゃんが言うには脱皮の時期が近いらしく、ここ数日動く気配が無いらしい。

この神社の境内には売店が他にも3店ほどあり、中には奉納用の生卵(5個250円)が売られている。この神社が祀っている神様は蛇であり、その好物だからという。お賽銭箱の先にはカゴがあり、生卵を治められるようになっている。
 
↑ 銭洗弁財天を出て、坂を下ると左手に普通の家がある。気がつかなければ通り過ぎてしまうところだが、この家では夫婦が個人の家をそのままカフェにしている。ドリンクやケーキだけでなく、食事も出来るようである。入口はテラスになっていて、そこから靴を脱いで宅内にお邪魔する形でお茶を頂いた。この日はケーキがガトーショコラしか残っていなかったので、それとアイスコーヒーのケーキセットで600円。
 テーブル数は2つで席数が7つ。たまたま7席ともすべて埋まっており、テラスにもテーブル席があったのだがソファでゆっくりとお茶をいただいた。営業時間は不明だが、4時に店を出たらメニューの看板を仕舞っていた。