クラッチ(EXEDYハイパーマルチトリプル・メタル)



今回準備した部品はクラッチAssy、レリーズベアリグ、フライホイールボルト、
耐熱グリス、緩み止め接着剤など…






最初にミッション上側に付いてる部品を外します
ストラットバー、サクションパイプ、ターボパイプ、バッテリー(ケース)を
外してからセンサー類、ブラケットなどを外します
ミッションに付属してるのは以下です
配線関係が多くて良く確認が出来ませんが外し忘れるとミッション脱着時に破損
する恐れがあります

@バックギャセンサーカプラ(画像左側の黒い物)


Aスピードセンサーカプラ


スピードセンサーコネターはこんな感じで針金フックになってて位置的にも取りずらいです


Bミッションワイヤー2本でフックとワッシャー


Cミッションワイヤーブラケット


Dレリーズシリンダー


Eクラッチホースブラケット(右側の物で真ん中は配管固定ブラケット)


外し終ったら4個の内3個のマウントを外すことでエンジンが落ちないようにエンジンホルダーで吊るします
そんなもん無いて方はエンジン下側にジャッキーなどで固定します
でも位置的にジャッキーが邪魔になるかな?下側はスッキリが良いかと(≧∇≦)b


エンジンを固定したらミッションマウントを外します


作業まえはこんな感じが…


ミッション脱着準備後は…(エンジンホルダー取り付け前)
これでエンジン内の準備は終わりました〜(*^_^*)
「キコキコ」てジャッキーアップして下に潜る準備です〜
リジェットラックを使って車体を固定です。これは基本ですね!



準備が出来たらエンジン下側を外します
ロアアームバー、フロントパイプ、ドライブシャフト、足廻りを外します
ドライブシャフトのミッション側はハンマー等であて木しレバー
などを使ってジョイント部を外します
インプットシャフトはスライドハンマーで外します(無くても外す事は出来ますよ)


足廻りはABSケーブル、ブレーキホース以外を外しました


トランスファーのボルト6本を外しミッションジャッキーで下します


センターメンバーは下側マウント2ヵ所を外しメンバー部前後のボルト4本を外します


プロペラシャフトはトランスファーを外すと軽く引張る程度で外れます
ステアリングギャボックスボルト4本
クロスメンバーボルト6本


セルモーターのボルト2本とケーブル2本(赤、黒)外します


エボのクラッチはプル式なので真下のゴム蓋を取り外しレリーズホークを少し動かしレリーズベアリングと
スプリングの間にマイナスドライバーを差し込み90°廻して外します


これでミッション脱着の下準備が終わりました(≧∇≦)b ココまでで6時間は掛かったかな〜〜休憩入れてです
けどね…
ミッション固定ボルトは下側3本、上側4本、前側1本を外します
これで外れるはずですが?固着と位置決めピン2本が入ってるんで軽く揺すって少し隙間を作り
マイナスドライバーなどで開けます!
すると〜「ガコン!!」て外れるんでミッション受け側はしっかりと固定してください
晴れて脱着完了です〜組み終わるまではお別れですね


純正のクラッチが拝見できます!見た限りは異常は無かったですよ
クラッチカバーのボルトを6本外します


フライホイールが現れました!!


カバーとディスクを外しフライホイールのボルトを7本外しますがフライホイールのボルトは締め付け
トルクがt=13.5sf.mで可也強めに止ってます
一番力がエンジンから伝わる部分なんで…重要です。。
このままだと外す時に当然クランクシャフトが空回りします廻り止めにはレンチのコマをミッションの
ネジ穴にボルトを仮止めしフライホイールのギャ歯に掛けて固定します


クランクシャフトフレートパッキンの状態が悪いとここからオイル漏れをおこします
もしエンジンとミッションの間下からオイル漏れがある場合はここを疑ってください


純正クラッチの状態です〜
特に問題も無く綺麗なもんです。
クラッチ板も9年使用した割りにはまだ十分残ってます
捨てるの勿体無いんで保管決定!!(^o^)


外したミッションはこんな感じでクラッチハウジング部はクラッチ板の汚れで汚いです
グリスも殆んど無い状態でした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・


レリーズホークシャフトは上部のメクラ蓋(圧入)を外して引き抜きます


分解した状態です。(クラッチホーク、ベアリング、シャフト、スプリング、スペーサー)
上側のレリーズベアリングが新品です


クラッチ稼動部のO/H完了!!2時間も掛けましたよ〜エアーガンで「シュ〜〜」てね。。
でもここはキチンとやらないと…


体重測定ですカバー、ディスク、フライホイールの3点で〜〜純正12.7kgでEXEDY13.5kgでした
部品点数の違いで0.8kg重いみたいです
 

取り付け前に分解した新品のディスクとフライホイールです


フライホイール単品ですディスク密着面は全て脱油してください


フライホイールボルト固定を新品にし対角線に締め付けますトルクはt=13.5sf.mです


芯出しSSTでディスクとカバーを仮固定しますこれは重要な作業です


エンジン(フライホイール)にはめ込んで取り付けしました


カバーボルトをt=3.0sf.mで緩み止め接着剤で固定


トリプルは横から見るとこんな感じです


ミッションのインプットシャフトのスプラインに美味く入れるには3枚のギザ溝を
揃えないと絶対入りません


シャフトに傷を付けないようにミッションを合体させます
画像はボルト締めしてセルモーター取り付け完了時です


ここからは作業の折り返しです(゚Д゚)ノ
ボルトの長さ違う物もあるので間違えないようにです
さて〜〜取り付けも終わり最終確認をしてエンジン掛けます「プル〜プル〜」…
バッテリーを外したんECUの再学習です(通常の10分とエアコン使用で10分合計で20分)
アイドリングが安定し早速クラッチの調子は…
半クラが微妙〜チョイで慎重な操作が要るかな程度で〜
後はクラッチ切ると「シャラ〜シャラ〜」音がしますね
後は慣らしを町乗りで500kmしたら普通に?乗れるかな〜






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