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■赤羽末吉
1972 福音館書店 witchが所蔵していた絵本。 実際の幼稚園での遊びからヒントが得られたものです。 ここは あおぞらようちえん さあ いよいよ あしたは いもほりえんそく でーす わーい ところが、当日はあいにくの雨・・・。 遠足は１週間、延期。 つまんない つまんない つまんない だいじょうぶ だいじょうぶ おいもはね １つ ねると むくっと おおきくなって ２つ ねると むくっ むくっと おおきくなって・・・・ そして、子どもたちはいっぱい大きくなって待っててくれるおいもを 想像して おおきなおおきなおいもの絵を描き始めます。 それはそれは、大きすぎて絵本のページに収まりきらない、 とてつもなく大きなおいもができあがりました。 こーんな おおきな おいも どうやって ほりだすの？ 子どもたちの想像は無限に拡がっていきます。 みんなで力を合わせてほりだし、幼稚園にヘリコプターで運んで・・・ そして、いっぱいあそんだあとは・・・。 そうそう、たべちゃうんです。おいもパーティ！ たべちゃってからも、まだまだつづく、あそびの世界。 奇想天外さは絵本の大きな魅力。 短いセリフでリズムがあり、想像を膨らまし、kasaもよくリクエストする絵本です。 201１.1.15
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