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■松田道雄
1960 岩波新書
昔、お世話になった主治医の先生がkasaの誕生祝いに送ってくれた一冊です。
初版が1960年ですが、2009年4月に第77刷というのはやはり名著
の証ですね。
「私はおととい生まれたばかりである。まだ目は見えない・・・」で始まる冒頭。まさに『吾輩は猫である』を彷彿させます。そうです。生まれたばかりから誕
生1歳半までの赤ちゃん本人を語り手としたお話なんです。
赤ちゃんの目線で語るこの世界。ちょうど今、寝ているはずのkasaが「ふえーん」と泣いたので、急いで様子を見に行きました。こわい夢をみたのかな。
2009.9.30
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