大どろぼうホッツェンプロッツ

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■オトフリート・プロイス ラー    1966 (偕成社) 原作:1962   

jun-cooが小学生の頃、初めて夢中になった図書館の本です。「大どろぼうホッツェンプロッツ」「大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる」「大どろぼうホッツェン プロッツ三たびあらわる」の三部作で構成されています。
ドイツの児童文学作家のプロイスラー。ドイツ優良児童図書に選ばれ、国際的に人気のある作品がこの
「大どろぼうホッツェンプロッツ」です。
物語は、大どろぼうホッツェンプロッツ、彼とわたりあう少年カスパールとゼッペル、
いつもホッツェンプロッツの被害に遭ってしまうカスパールのおばあさん、大どろぼうをつかまえようとするディ ンベルモーザー警部を中心に展開します。ホッツェンプロッツが盗んだのは、カスパールのおばあさんの誕生日にカスパールとゼッペ ルが贈った、ハンドルを回すと音楽を奏でるコーヒーひき。この大どろぼうは、なかなか憎めないキャラクターなんです。食いしん坊でちょっとドジなところも あり、でも、名だたる大どろぼう。三作目の「三たび・・・」では、無実の罪に疑われてカスパールとゼッペルに助けてもらったりします。果ては改心して始め る森の料理屋「どろぼうのねじろ亭」。とても愛すべき存在の大どろぼうです。


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