Reserch Theory

お知らせ
Kitta氏の研究理論に基づく指導本が発刊されました。
研究理論や技法そして打法が掲載されております。
2015年(平成27年)3月7日、東京図書出版から「テニス&ソフトテニス 奇跡の新打法 スローイングフラットドライブ打法」 
定価1,620円(税込)

                              人間工学打法 思考力打法 ボールとラケットの共通打法      

 子どもの発達には、楽しくて大好きな身体を動かす運動が不可欠です。Kitta氏は長年の研究からテニス運動特にプレーヤーが自分で考え実践するという、第三者の支援を直接受けなくても、プレーヤーの意欲がやがては伸びしろととなる値を持つという成果を見出しました。
 これを実践普及するために、専門のクラブを創設し、そしてJrーOpenを開催して、研究を続けています。

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 Introduction 
 クラブ代表Kitta氏の研究理論からの抜粋
 「自分の意思で思うようにできること」を手に持つ用具等の運動について、長年の実践を通し研究した理論をテニス及びソフトテニス競技に応用しました。
 身体の一部又は全部に用具や道具を装い運動するためには、装う前の生身の身体と同様の動きが可能な用具や道具そして運動技法が必須です。
 すなわち、運動する者に合った用具や道具が必要であること。
 そして、運動する者に合った技法が必要であることです。
 今までは、運動する者が用具や道具に合わせたり、打法においては従来や既存の打法に合わせたものでした。
 これでは運動する者にとっては理解できないものであり、指導する側の一方的な打法ということになります。現在においてもその傾向は続いているものと思われます。前述したように、運動する者に合った用具や道具が必要であることそして運動する者に合った技法があれば思いのままにプレーができることを理論づけました。
 テニスやソフトテニスは手にラケットを持ってボールを打つ競技です。
 用具や道具はラケットやボールです。
 ラケットでボールを打つことが技法です。
 これを前述の理論に応用しました。
 応用した結果、用具や道具であるラケットについて次のことが重要であることがわかりました。
 ○プレーヤーの意思を伝える接点がラケットグリップであること。
 ○意思伝達又は運動力学においてグリップの形状及び大きさが必要であること。
 ○ラケットの重さが重要であること。
 ○ラケットの素材が重要であること。
 次に、技法について次のことが重要であることがわかりました。
 ○どんな運動であっても自分の意思で思いどおりにできるためには、生身の身体と同様の動きができること又はできるような方策をもちいることが重要であること。
 ○ラケット競技においては、素手感覚でボールを打つことが重要であること。
 ○素手感覚の打法があること。
 以上において理論に基づいた結果、ボールとラケットを使用する競技において、新しい打法が開発されそしてこの打法に適応するラケットを考案しました。
 また、この打法はプレーヤーの思考によるプレーヤー自身の身体の動きによることが確立されました。
 つまり、人間性人間工学的打法が誕生しました。
 これにより、プレーヤーつまり人間のひいては子どもの発達段階による発達課題を支援することができるテニス打法が開発されました。
 そして、打法の実践普及及び子どもの発達を支援するクラブである「JSTC」が創設されました。
 「JSTC盛岡」はJSTCの拠点クラブです。 
子どもの脳の発達につながる!

 自分にとって、楽しくて大好きな、心地よい自発的な運動(自身が運動したいと心から思うこと)を行うとセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなど思考や感情に関わる重要な神経伝達物質が脳に増えることは周知のとおりです。最近の科学では、この神経伝達物質が身体でも作られていることが判明されました。
 心地よい運動で、筋肉を動かすとタンパク質が作り出されて、血流にのって脳にたどり着き、高次の思考メカニズムにおいて重要な役割を果たすことがわかってきた。
 こうしたタンパク質群には、インスリン様成長因子(IGF−1)や血管内皮成長因子(VEGF)などがあり、この発見により心と身体の結びつきを新たな角度から考察する研究が始まった。
 John.J Ratey 「SPARK:The Revolutionary New Science of Exercise and the Brain」 2008.1(抜粋)

 
JSTCは、Kitta氏の人間工学理論を採用し、そのプレーヤーの身体運動とこれを動かす心を許容する打法により、プレーヤーがプレーヤーの考えに基づく打法であることつまり自分自身で考えて身体を動かす運動を実践するクラブです。つまり、Kitta氏の提唱する「発達の意欲値・自分の伸びしろ値」理論は、子どもの脳の発達に繋がるものであることが、John.J Ratey氏の研究によって裏付けされました。