ジュニア テニス

攻めと守りの競技

 次に「テニスとは攻めと守りの競技」であるということです。 
 攻めとは自陣にボールがある場合で、守りとは敵陣にボールがある場合です。簡単にいうとサッカーやバレーボール、バスケットボール等の競技でのオフェンス(攻撃)とデフェンス(防御)のスタイルを想定してください。
 また、もっともたいせつなのは自陣や相手の陣形により攻めと守りの陣形があることを覚えて頂きたいと思います。
 攻めるには守りがしっかりしていなければなりません。どのスポーツでも同様ですネ。
 テニスはシングルスが主流です。
 ジュニアであろうがシニアであろうがコートの大きさは変わりがありません。
 この広いコートをどう守るか考えることがたいせつです。
 図は守りの基本形を掲載しました。レッドポイントが自分です。レッドポイント側が自陣です。
 ブルーポイントは相手です。また,相手ブルーポイントにボールがあります。
 相手にボールある場合が守りのポジションになります。
 4シーンについて例を掲載しました。
 気づいた方もおられるかと思います。
 相手がボールを自陣のコートに打てる可能範囲がブルーの両線です。
 その両線のほぼ中央に自陣レッドポイントがポジショニングをしています。
 すなわち、相手コート中央にボールがある場合は、自陣中央にポジショニングをしています。
 次に相手コート左側にボールがある場合は、自陣中央よりやや左側にポジショニングをしています。
 次に相手コート右側にボールがある場合は、自陣中央よりやや右側にポジショニングをしています。
 相手側にボールがあるときは、守りのポジションは相手が自陣のコートに打てる両線の中央にポジショニングをする。それがいつもセンターマーク上の中央ではないことに気がつくと思います。
 守りのポジションからボールを打つときに遠いボールがきたらどうしようかと不安になるプレーヤーがいると思います。
 が、ポジショニングを確実にできるようにすることがボールを打てることにつながるのです。
 新打法であるスローイングフラットドライブ打法は従来のようなボールを身体の近くで打つ打法ではありません。ようするにボールを脇で見ながら打つ打ち方なので守りのポジショニングが楽になります。特にバックハンドストロークは従来の打法と根本的に違いシングルハンド=バックフォアハンドの手のひら側打法です。
 新打法は守りのポジションも容易にできる画期的な打法なのです。
 詳しくは打法のマニュアルをご覧ください。
 ダブルスについては、ソフトテニス「攻めと守り」を参考にしてください。
 

       

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