ジュニア テニス

テニスはポイントを得る競技

 テニスとはどんな競技でしょうか?皆さん考えたことがありますか?顧問の先生やコーチから教えてもらったことがありますか?初めての指導がラケットの握り方やスイングの方法ではなかったでしょうか?また、審判の解説や講習ではなかったでしょうか。
 簡単にいうと「テニスとはラケットとボールを使ってポイントを得る競技」ですとジュニアに説明しています。例えば、バレーボールやバドミントン競技は相手のコートにボール(シャトルコック)をワンバウンドすれば自分のポイントになります。では、テニスの場合はどうでしょうか?最初に「テニスとは相手のコートにワンバウンドし、ツーバウンドすればポイントを得る競技」ですと教えています。すなわち、ツーバウンドすればポイントになるわけですから「テニス競技とは相手がいないところすなわちオープンスペースへボールを打つ競技」であることになります。
 そして次に「相手の弱点(ウィークポイント)を狙って打つ競技」ですと教えています。弱点を狙って打っても前述のように即ポイントになりませんが、相手の弱点に打ったボールのほとんどは自陣に甘く返球されます。その甘く返球されたボールを前述のとおり相手コートのオープンスペースへ打って、ツーバウンドすればポイントになります。要するに「相手の弱点に打つということは、次の攻めのオープンスペースに打つことを容易にすること」を意味します。
 前記のように「テニスとはポイントを得る競技」ですから「相手のいないオープンスペースへ打つことができる基礎・基本を習得する」必要があります。
 これから解説する各ページは「相手のいないオープンスペースへ正確に打つことができる」基礎・基本マニュアルになっています。  



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