当たり前のことですが、ジュニアが試合をするのですから、ジュニアのために試合ができるように競技をすることです。要するに大人の真似や大人の応用技術で試合をしないことが試合の一歩です。
指導するのは大人の指導者ですから、即、大人の力や体力、知力等の技術で試合をさせる指導者がいます。身体能力が違うのにあるいは初めて試合をするジュニアに大人と同じ競技方法でできるでしょうか? ジュニアであれ大人であれテニスコートの大きさは変わりませんし、ボールもラケットも変わらない中で、大人の試合方法だけで試合ができるでしょうか?できないジュニアは落ちこぼれの評価を受けるのでしょうか?そうではありません。ジュニアにはジュニアに適した試合方法や打法があります。 具体的に説明すると、打ち方は○正確に打てること。○そして、長くラリーができること。○そして、ノーバウンドでも打てること。○そして、ラケットを縦横及び下面にして打てること。次に、試合方法は○相手のいないオープンスペースへ正確に打てること。○そして、相手よりも長くラリーができること。○そして、前衛、後衛と初めから片一方に専業しないで、どちらもできるようになること。○そして、陣形は雁行陣だけでなく、ダブル後衛やダブル前衛などの平行陣も取り入れてできるようになることです。 以上の打法や試合をすると従来の打法である被せ擦りあげる打ち方法や縦面ボレーのみでは対応できないことがわかります。また、陣形においても、雁行陣のみだけのフォーメーションでは対応できないことがわかります。すなわち、当HPはこれらの矛盾を解決してくれるマニュアルをたくさん掲載しています。このことについて、次のページ以上で解説します。 |