手のひらでボールを打てましたか?ラケットを持っていても、なかなか打てないのですから難しいですよね。手のひらでいっぱいに広げてもわずか15センチ。手のひらにボールを当てるだけでもたいへんです。
ここで皆さんにお聞きします。
「ボールを当てる」とはどういうことでしょうか?イラスト1を見てください。
このように、打つ点だけボールとラケット面(手のひら)が当たればいいと思っていませんか?これではボールとラケット面(手のひら)が交わるところは1点だけです。割合では100分の1です。点で考えると当たりそうもないですね。
ラケットを握って空振りしているジュニアをよく見かけますが、イラスト1のようなイメージに考えているのではないのでしょうか。
次にイラスト2を見てください。
ボールの軌道(方向)にラケット面(手のひら)が合っています。どんな方向から来るボールでも、ボールの来る方向にラケット面(手のひら)を合わせるのです。こうすると、ボールが100パーセント相手に返る気がしませんか?このイメージがたいせつです。
それからこのイメージは「ボールを掴む」頁と同様に空振り防止のマニュアルになります。
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