ジュニアの皆さんにお聞きします。皆さんはソフトテニス競技でポイントを得ることを意識して練習や試合をしていますか?また、試合で勝つということはどういうことなのかおわかりですか?
前ページでは「ソフトテニスはポイントを得る競技」であり、ポイントを得るとは「自分の打ったボールが相手のコートにワンバウンドし、ツーバウンドすること」と説明しました。ワンバウンドし、ツーバウンドするとは具体的には相手のいない所すなわちオープンスペースへ打つことです。オープンスペースとはすなわち相手が打ち返せないコースです。では、相手が打ち返せないコースとはどこでしょうか?当然のことながら、直接相手本人には打たないということです。
ジュニアの皆さんおわかりですか?このページで理解していただきたいのは、ボールをただ力ずくで不正確に速く打つことではなく、スピードはなくても正確にオープンスペースへ打つことがポイントを得られるということです。
また、よく大人のフォームや大振りのスイング等のプレイを見て真似や指導者が真似をするように指示をしていますが、力のないジュニアが又は力のないジュニアに力のフォームやスイング等の指導をしてもポイントを得ることはできませんし、理解してもらえません。 もう一つ理解していただきたいのが、ジュニアであっても自分の意思でポイントが得れるということです。どういうことかというと、「サーブであれレシーブであれ、ラリーであれ、ボレーであれ、スマッシュであれ、ボールを相手コートにワンバウンドし、ツーバウンドすればポイントになる」という単純で、明確な競技方法です。
とかくジュニアの試合(小学生以外の中学生や高校生であっても)で一球一球にベンチからボールの方向やポーチ、フォーメーション等指示をしている監督・コーチ(場合によっては応援ベンチから)が見受けられますが、これは選手の意思ではないと思いますので、ジュニアにはジュニアに適した競技方法を指導していただきたいものです。また、ジュニアの皆さんは、「ソフトテニスはツーバウンドでポイントを得る競技」であり、自分の意思でプレイをしてほしいと思います。 自分の意思でボールを打てることが,ツーバウンドでポイントを得られることになります。 |