2003年7月31日 奥会津
釣果:イワナ×3(max21cm)
ヤマメ×1(23cm)
暫くぶりの奥会津です。
アブの季節がそこまでやってきていますので、その前に様子見を兼ねて来てみました。
午前7:30に到着、上流部はやるつもりはありませんでしたが、護岸工事の具合を見ておこうと向かいますと先行者の車が
停まっておりました。
先月の護岸工事のため、この区間は魚影が薄いことを知らないのであろうと思い、車に近づいていきますと、女性が一人・・
何だか見覚えのある顔です。何と、Miyuki-RodユーザーのEさんでした。偶然のご挨拶をしていますと、彼女の釣友のHさん
が渓から上がってきました。同じく久しぶりの再会です。
さて、やはり釣果は思わしくないようでしたが、工事区間の上流ではきつい藪に苦労させられながら何尾かを上げたようです。
上流部はこの時期は特に藪がきつく、蜘蛛の巣もあって非常に釣りづらいので5月か6月初旬がメインとなります。
折角の再会ですので、下流部を一緒に釣り上がることにいたします。
入渓後暫くは反応が薄かったものの、次第に反応が出始めます。
要所要所でイワナが出てきますが、いまひとつ小型のようで、フッキングしてくれません。
狭い渓を交互に釣り上がりますので、普段の倍以上の時間がかかってしまいますが、ひとりで黙々と釣り上がるのと違って
これもまた楽しいもんです。
バラシを連発しながらも小さめのイワナが遊んでくれます。型は不満ですが、ヒレピンで幅のある綺麗なヤマメも出てくれました。
イワナも偶に良型が出るものの、お約束の「ポトリ」と「チッ!」の連発です。
Hさんにも尺に近そうなイワナが出ました。ロッドが半月に曲がっており、なかなか寄ってきません。
再度走られて、ティペットとフックの結束強度が限界を超えてしまいました。本日一番の大物でしたので、残念無念でしたが、Hさん
はケロッとしています。Eさんはロッドを振らずに後を着いてくるばかりですのに、渓の雰囲気がお気に召したようで楽しそうです。
ストレスをため込まないような、なかなか良い感じのスタイルに感心しました。
梅雨明け間近を感じさせるような晴天に汗だくになりながら、ゆっくりと時間を掛けて遡行しましたので、渓を上がった頃には程良い
時間が過ぎておりました。
Eさん達はドライブがてら近所の渓を見て回ってから帰られるとのことで、ここでお別れをいたします。
その後は下流域で時間を潰しましたが、結構な型のヤマメはポンポン反応するものの、どれも口を使ってくれずに終わってしまいま
した。
数は少ないですけれども、既にアブが発生しておりましたので、あと一週間もすると大発生すると思います。
また、ブヨも多く発生しますので、暫くはアブ・ブヨの少ない地方になりそうです。