プロテクターを正しく装着しよう。

23・11

 ファウルボールやワンバウンドの投球が審判や捕手の急所に当たることがあります。程度に
もよりますが、この痛さは言葉ではあらわせません。軟式といえど急所をカバーするカップが
割れる程の衝撃を受けることもあるそうです。

 捕手に時々カップを身に付けているか聞きますが、ほとんどは付けていません。これ
は、大変に危険なことです。少年野球の捕手は、比較的正しく装着している場合が多いようです。

 聞いた話ですが、或る区の審判員に運悪くボールが急所に当たり入院大手術となり、7桁の
金額が請求されとのことです。以後、その区の審判はカップ着用が義務づけられています。

 痛いのは、自分持ちという言葉を審判仲間で聞くことがあります。インサイドプロテクターも
正しく身に付けないと鎖骨を折ったりすることがあります。筆者もレガースは硬いボール
以外では付けませんが、これまで数回捕手に脛をスパイクされたことがあります。
手癖の悪い捕手はいませんが、足癖の悪い捕手はいるものです。

企業におけるベースボール、ソフトボール

 大手飲料企業における全国大会の審判を務めさせてもらいました。北は北海道、南は九州
から8ブロック代表が東京で一同に会し、日本一を決める野球大会だ。

 およそ250名が集合し、会社にとっても一年の大事なイベントと考えている旨、事業部長さん
より説明があった。聞くと例年は社長さんを筆頭に、大会を盛り上げているとのこと。

 筆者は初めてこの大会で審判を務めさせてもらいましたが、そのレベルの高さには驚きました。
地域代表だけあって全チームAクラスであり、会社の役員も多数きていることも加えて、優勝にか
ける意気込み、野球に対する情熱はすさまじく、時にはイレギュラーなプレーがあったが、審判
員が簡単に説明すると、素直に聞こうとするさわやかな態度は一流企業の社員たるところだ。

 そんなプレイヤーのスポーツマンシップと、素晴らしい天気に恵まれ充実したアンパイアリング
を楽しむことが出来た一日だった。

 その一方で、外資系飲料企業も例年秋、外苑に1,500人もの社員家族が集まりソフトボール

大会が繰広げられる。こちらは和気あいあいとして親交が第一、次がゲームという感じですが、
準決勝・決勝ともなると大変な気合の入れように変わってきます。それぞれのコーポレット
カルチャーというのでしょうか、社風が感じられるスポーツイベントです。

 この大会も社長が来て大会を盛り上げていることは言うまでもありません。ベースボール、ソフト
ボールで審判をすることは、企業・社会の健康ニーズに対応していることであり、ベースボール
アンパイアに誇りを感じるこの頃だ。