哲学の部屋-3

回路の扱い方

@回路の素材

心を作るには、ニューロンで作る場合と、ニューロン以外で作る場合があります。一方、作成した心は、人間と全く同じもの(真性マインド)である場合と、表面的に人間っぽく見えるもの(仮性マインド)である場合があります。 つまり、その組み合わせは、次の4つのパターンに分類されます。

A ニューロンで作る     → 真性マインド
B ニューロンで作る     → 仮性マインド

C ニューロン以外で作る  → 真性マインド
D ニューロン以外で作る  → 仮性マインド


A のニューロンで作る真性マインドは、我々の心の事です。(また、このホームページの目指すところでもあります。)
B のニューロンで作る仮性マインドは・・・記述しづらいので言及しません。

C のニューロン以外で作る真性マインドは、このホームページの条件をコンピューターで再現できれば、作成可能だと思います。
D のニューロン以外で作る仮性マインドは、現在のロボットなどです。


ノースのつぶやきのコーナー

現在の心の研究は、コンピューターで「心」を作ってから、それをニューロンに当てはめようという方向で進んでいるような気がします。しかし、どんなに簡単な計算式も、ニューロンに真似できなければ意味がありません。ニューロンは、簡単なことができるのではなく、ニューロンにできることしかできないのです。よって、真性マインドを作るには、まず、ニューロンができる条件で心を作るのが物の筋です。そして、その後、それをコンピューターで真似すれば簡単だと思うのです。

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