[ さらなる探究-3

その他・詳細

@画面間の情報伝達

配線の数 : 交点の位置は、神経興奮の伝達量で決まるので、画面から画面への情報伝達は、最低でも3本の配線があれば、位置を伝えることができます。

点情報と面情報 : 画面間の情報伝達は、点と面の記憶を区分することができます。すなわち、点は「時差記憶」で、面は「同時記憶」です。 

      

点画面の投影 : 3本の配線で情報が伝達できるのだから、点画面を面に投影することもできます。

「こんなイメージで・・・」のコーナー

耳で見る : 点画面が面に投影できるため、音情報は見えてもいます。(どの程度耳で見ているかは、耳栓をして歩いてみるとわかります。屋外は危険なので気を付けましょう。あるいはステレオで音楽を聴けば、空間の広がりが感じられるはずです。)

ちなみに、人間は、前面を目で、側面を耳で見ています。一方イルカは、前面を音で、側面を光で捉えるシステムです。(水中では、解像度が良すぎる光より、解像度の低い音のほうが遠くまで見えます。ちなみに、イルカの目は仲間を見るためのものだと思われます。)

反射音を見る : ある物体の形を見るには、その物体に反射してきた光を目で捉えるか、反射してきた音を耳で捉えればよいのです。ところが、光が「明」、「赤」、「緑」、「青」、「暗」の5種類の時差記憶・抑制の記憶しかないのに対して、音は「声」、「鳴き声」、「自動車」・・・・など無数の時差記憶があります。よって音の場合、それが反射してきた「物の形」なのか、「何かが発音している」のかを判断することができません。

エコーシステム : そこで、一般的でない音(ただし自分だけは知っている音)を決まった場所から発してやります。すると、戻ってきた音が間違えなく反射してきた「物の形」だということがわかります。

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