Y 精神構造の解釈-4

自分とは・・・

@基点

記憶と記憶は、お互いにつながりあうことで相対的に意味を成します。しかし、固定するものがあるほうがわかりやすいので、多くの記憶が意味を成した部分を基点とします。

自分の記憶 : 例えば、「自分に関する記憶」は、多くの記憶の意味の中心です。

基点の移動 : ただし、必ずしも「自分に関する記憶」が基点ではなく、その時々で「最も影響力のある情報」が基点になります。

関連の記憶の違い : なお、それぞれの基点は、関連の記憶が違います。よって、基点が無差別に移動すると、多重人格になります。

同化 : また、「自分に関する記憶」と回路を共有することを「同化」と呼びます。同化の程度は、「自分に関する記憶」との共通の程度(共通性)と同じことです。

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