Y 精神構造の解釈-1

自分とは・・・

A自発的な情報

ここまでを、簡単にまとめます。

神経興奮の発生・消失が一定の場合 : 情報源の有無にかかわらず、神経興奮は一定量伝達してきます。それに伴って、神経興奮の密度の上昇した記憶は、次々と共通性や関連性の高い記憶を再現していきます。そして、再現した記憶は、脳深層部と脳前部で次々に組み合わさって、今までにない新たな記憶と運動を生じます。

神経興奮の発生・消失が変化する場合 : 神経興奮の発生・消失を変化させることで、神経興奮の密度だけでなく、神経興奮の伝達量が変化します。

神経興奮の発生量は、次の条件で変化します。

発生量-増加 : 情報源の刺激が変化するとき。
           体内・体外の化学物質の不足 → 体内環境調整画面の興奮 → 臓器画面の興奮

発生量-減少 : 情報源の刺激が変化しないとき。
           体内・体外の化学物質が適度 → 体内環境調整画面の沈静化 → 臓器画面の沈静化
神経興奮の消費量は、次の条件で変化します。

消費量-増加 : 回路の形成能の上昇 ← 余計な回路の減少 ← 神経興奮の密度低下・伝達量の減少
           筋肉の収縮能の上昇(適温・適度な運動)。

消費量-減少 : 回路の形成能の低下 ← 余計な回路の増加 ← 神経興奮の密度上昇・伝達量の増加
           筋肉の収縮能の低下(低温・高温・疲労など)。

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