U 脳の作り方-2

末梢画面

B鼻腔・舌・臓器画面

体内環境調整画面 : まず、体内環境調整画面という特殊な画面を設定します。体内環境調整画面は、体内の化学物質の「不足に反応して臓器画面を興奮」させ、「過剰に反応して回路の形成能を低下」させる画面です。

鼻腔・舌画面 : 鼻腔画面と舌画面は、体内環境調整画面の一部で「体外の化学物質」に反応します。例えば・・・

体内の化学物質が不足しているときに、体外の化学物質を受信すると、体内環境調整画面が沈静化して臓器画面の興奮がおさまります。
体内の化学物質の濃度が適度なときに、体外から化学物質を受信すると、体内環境調整画面が興奮して、回路の形成能を低下させます。

臓器画面 : 体内環境調整画面は、特定の化学物質の不足で興奮して、それに対応した特定の化学物質(ホルモン)を放出します。そして、放出された特定の化学物質は、それぞれに対応した臓器画面を興奮させます。

臓器画面の興奮は、中枢画面に伝達されて、神経興奮の密度を高めます。

栄養物質(糖分など)の不足 → 体内環境調整画面の特定部位が反応し、消化器画面が興奮します。
性物質(アンドロゲンやエストロゲンなど)の不足 → 体内環境調整画面の特定部位が反応し、下腹画面が興奮します。
母物質(オキシトシンなど)の不足 → 体内環境調整画面の特定部位が反応し、心臓画面が興奮します。

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